子どものしつけに! “コモンセンスペアレンティング”の特徴と学び方
こんにちは、金融ライターの齋藤惠です。1歳の息子の母親でもあります。
私は今、日々やんちゃ度が増しているわが子に対し、これからどのようにしつけを始めればいいのかと考え悩んでいるところです。
そんなときに耳にしたのが『コモンセンスペアレンティング』 というプログラム。
聞き慣れない横文字でしたが、よくよく調べていくと自分の子育てにも役立ちそうなものだったので、今回は学んだことをご紹介しようと思います。
●コモンセンスペアレンティングって何?
コモンセンスペアレンティング(CSP)は、親が受けるプログラムです。本来は虐待防止を目指してアメリカで始まりました。
親が、暴力や暴言ではない方法で子どもとコミュニケーションをとり、正しいしつけを行うための技術を学ぶ というものです。
日本でも児童施設などを中心に専門的なトレーニングを行える人が増えてきているようです。
しかし今では暴力に頼りがちな親だけではなく、「子どもとより良い関係を築きたい」という思いを持つ親が積極的にコモンセンスペアレンティングを学ぶことがあるそうです。
多かれ少なかれ、子どものしつけは思い通りにならず悩んだりイライラしてしまったりということがありますが、そんなときにコモンセンスペアレンティングで学んだ技術を活かすことができれば、子育てはとても楽になるような気がします。
●どんなことを学ぶの?
コモンセンスペアレンティングを学ぶには、法人や児童施設または自治体主催の講座を受講する必要があります。
プログラムの内容は講座ごとに変わりますが、共通するポイントは子どもならではの習性に対し親がどうアプローチすべきか を学べる点です。
・子どもの話を聞くときに有効な姿勢や距離間
・わかりやすい説明の仕方
・効果的な褒め方・叱り方
・親自身の怒りや戸惑いをコントロールする方法
具体的には上記のような内容を、映像やテキスト、ロールプレイングなどによって実践的に学習できます。
心理学などの科学的根拠に基づいたプログラムなので、自分では引き出せなかった子どもの一面を発見できる、子育てに自信が持てるなどのメリットが期待できそうですね。
●コモンセンスペアレンティングを学ぶには?
ネットで検索すると、自治体や子育てサークルによるコモンセンスペアレンティング講座がいくつか見つかりました。
あなたの町でも気軽に受講できるかもしれません。