子育て情報『ひと手間で激変!? 野菜をおいしく長期保存するコツ6つ』

ひと手間で激変!? 野菜をおいしく長期保存するコツ6つ

●(4)漬け込んで常温保存

野菜を漬け込むといえば、塩や醤油・味噌・糠を思い浮かべますが、それ以外に油や酢も活用しましょう。

にんにくやしょうが、唐辛子などは、オリーブ油に漬け込んでおくと常温で保存が可能 なうえ、パスタなどの調理にとってもおいしく便利です。

また、ニンジン・きゅうり・ピーマン・ミニトマトなどは酢漬けにすればピクルスに。

食べるときにハチミツや砂糖、塩などで味付けするとおいしいおつまみに大変身です。

●(5)組み合わせで芽吹きを予防

ジャガイモの芽に含まれるソラニンという物質は、体に悪影響を与えるといわれています。

でも、ちょっと明るい場所に置いておくとすぐに芽が出てきてしまいますね。これを防いでくれるのが“リンゴ”。

ジャガイモを保存するとき、新聞紙にくるんだあと1個のリンゴと一緒にビニール袋の中に入れておけば、芽吹きもソラニンの増殖も抑えられます。


反対に、固いアボカドを熟れさせる のもリンゴの得意技。一緒にビニールに入れておけば早く食べごろに。

●(6)干して長持ち&栄養プラス

きのこ類は常温だと黒くなり、冷蔵庫だと水っぽくなってしまう困りもの。早く使わなくちゃと焦らされる食品ですね。

このきのこたち、半日干しにすることで余計な水分が抜けて、代わりに栄養素が増えます 。もちろん、日持ちもよくなるのでおすすめ。

しいたけやしめじのほか、スライスしたエリンギなども干してみましょう。

●まとめとして

ほかにも、ネギや里芋など、泥付きで売られている野菜は泥を落とさない方が長持ちします。


さらに、庭先やプランターなどの土の中に埋めておけばもっと長持ちします。ネギは植えて育ててもいいですね。

新鮮に食べたい野菜ですが、使い切れないことも多く、傷んでしまって捨てざるを得ないことも少なくありません。

それを防ぐためにも、ちょっとのひと手間と保存方法の工夫で、おいしくたくさんの野菜を食卓にのぼらせたいですね。

【参考文献】
・『食品の保存テク 便利帳』村田容常・監修
・『ひと目でわかる! 食品保存事典』島本美由紀・著

●ライター/さとうあきこ(海外在住プロママライター)
●モデル/赤松侑里(さゆりちゃん)
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