善意の押し売り!? 子育てママがイラっとした“激励フレーズ”3選
昔からよく使われてきたこのフレーズ、受け取る人によってはとてもつらい思いをするんですね。
確かに、母親になったからといって、女性が急に強くなれるわけじゃありません。むしろ、慣れない育児に落ち込んだり泣きたくなったりする瞬間がたくさんあるんです。
それでも「この子を守らなきゃ」という思いから、ママたちは必死になって踏ん張っているんですよね。
「母は強し」という言葉は、そんな一生懸命なママたちを追い詰めてしまうのでしょう。完璧主義で頑張りやさんのママほど、この言葉に傷つくようでした。
●(3)「子どもはママが一番だよね」
最後に紹介するのは、復数のワーママから寄せられたこんな声。
『保育士や義実家など、子どもを預かってくれた人たちから「やっぱりママが一番いいよね〜」 って言われるのが心底イヤでした。
私だって、子どもから離れて自分の時間がほしいし、やりたいことはあるんです。もちろん仕事もそのひとつ。それなのに「子どもにとっては私が一番」と強調されると、自分が子どもを一番にしてあげないダメなママみたいじゃないですか?』(30代女性/6歳女の子、4歳男の子、1歳女の子のママ)
ママだって、子どものことが一番大事です。
でも、他にも大切にしたいものはたくさんあるんですよね。ときには子どもからちょっと離れて、静かに息抜きする時間も欲しいもの。そんなときに、これみよがしに「ママが一番だよね」と言われると、小さな罪悪感が芽生えてしまいます。
また、この言葉は、パパが育児から逃げるときにもよく出るんですよね。
「子どもにとってはママが一番なんだから、育児はママが全部やってよ」……そんなニュアンスを感じるのは、私だけでしょうか?
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今回紹介した3つのフレーズ。
言った側に悪意はなくても、受け取る方の状態によってはとても傷つく言葉になってしまうということが分かりました。
育児に奮闘しているママたちに声をかけるときは、くれぐれもご用心。
毎日の苦労を労い、「一生懸命やってるんだね」のようにシンプルな言葉で努力を認めてあげるのがよさそうです。●文/パピマミ編集部
●モデル/福永桃子