子育て情報『家計の管理がラク? 実践者に聞く“夫婦別財布”のメリット&デメリット』

家計の管理がラク? 実践者に聞く“夫婦別財布”のメリット&デメリット

お小遣いに関してはノータッチ。自分に課せられた貯金額をきちんと貯金できていれば、余ったお金をどう使おうと自由です。だからお金の管理もラク。これを一人でやろうと思うと金額も多くなるし、大変 なんじゃないかなぁ』(30代女性/会社員)

わが家の場合も生活費はすべて折半で、貯金もそれぞれで決まった金額を貯金しています。

特にお金の管理をしているという感覚はありませんが、この生活で自然にお金は貯まっていきますし、不便を感じたことはありません。

●夫婦別財布のデメリット

●相手が何にいくら使っているかわからない

『お互いのお小遣いは何に使っているのかわからないので、時には「なんでそんなもの買ってるの?」と文句を言いたくなるときもある。財布が一緒だったら高価なものを買うときは相談し合える んだろうなと思います』(40代女性/会社員)

相手のお金の使い方がわからないというのはちょっとコワイ点ではありますね。

実は浮気相手にお金をつぎ込んでいた……なんてこともあるかもしれません。


●実は相手が貯金をしていないことも

『手取り月収30万の夫は月10万、手取り月収22万の私は月4万の貯金が義務になっていました。二人合わせて月14万を必ず貯金に回すというルールです。でも、年末にお互いの通帳を見せ合って貯金額を確認したら、夫の貯金額が計画より少ない !

夫は1年で120万貯まっている計算のはずなのに、50万しか貯めていなかったんです。問いただしたら、趣味のカメラにつぎ込んでしまったとのこと……。きちんと貯金してくれていると信じていたのに、ショックでした』(30代女性/会社員)

これ、実はよくある話のようです。お互いに相手がちゃんと貯金してくれているだろうと思っていたら、ぜんぜんしておらず焦る……という。気付いてからでは遅いんですよね。

貯金額のノルマをあらかじめ決めていない家庭はなおさら危ないです。


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いかがでしたか?

夫婦別財布にも、一緒の財布にも、それぞれメリット・デメリットがあります。そして、家庭によってもそのメリット・デメリットは変化するでしょう。夫婦別財布にする場合は、

(1)お互いの収入を把握しておく
(2)貯金額を決めておき、そのお金には手をつけない
(3)お小遣いの使い道にはなるべく口を出さない
(4)定期的に貯金額を公表する

という点を徹底することが大切だと思います。

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