私のミスじゃない! 仕事を始めて言われた理不尽な言葉と対処法4選
新年度から新しい職場で働き始めた人や、学校を卒業して初めての就職をした人など、忙しく仕事に取り組んでいる人も多いですよね。
特に初めての就職という場合には、仕事に対する考え方などで疑問を感じることも多く、理不尽な扱いを受けていると思うことも少なくないでしょう。
「新人だから」という理由だけで厳しい目を向けてくる人からの言葉は、意外と心のなかに重くのしかかってくることもあるはず。
今回は、働き始めたばかりのころに言われた理不尽な言葉や、それを言わせないための対処法などをご紹介したいと思います。
●(1)「自分で考えて」
『大学を卒業して初めての就職先、入社初日のことでした。与えられた業務が早く終わったため、「次は何をしたらいいですか?」と質問すると、「そんなこと自分で考えてよ!もう学生じゃないんだから!」と怒られました。初日なのに自分で考えろと言われても、何もやりようがありません。自分が面倒だから答えたくないだけで、理不尽な発言だと思いました』(20代女性/事務)
職場で働く人たちの中には、自分の仕事が最優先で、他人への指導などを面倒だと思っている人 もいます。
そのため、質問しようとしても何かと理由をつけて断られるということがあるでしょう。「自分で考えて」というのは常套句。
その場合は、自分で考えたことをプラスして質問するのがいいでしょう。
「○○に手をつけたいと思うのですが、問題ないでしょうか」「手が空いたので、××の作業を進めてもいいでしょうか」のように、理由と行動をセットにして伝える ようにしましょう。
それでも指導を受けられないという場合には、考えるきっかけとなるポイントを聞いたり、その人自身がどのような基準で行動しているのか確認するといいかもしれません。
●(2)「誰にでもできる仕事でしょ」
『パートを始めたのですが、新人だからといって「誰にでもできる仕事しかしてないでしょ?」という言葉には腹が立ちました。そのくせ休みを取ろうとしたら「無責任だ」と言われます。誰にでもできる仕事なら、休んでも問題ないはずでは?理不尽としか思えない言動です』(30代女性/パート)
職場で仕事を長く続けていると、自分の業務ができて当然のことと感じられるようになることもあります。
新しく入ってきた人に対して、「そんなこともできないの?」「誰にでもできる仕事なのに」