愛嬌さえあればイイ? 女性たちが職場で憤りを感じた瞬間3選
働いていれば、誰もが一度や二度は職場で理不尽な思いをしたことがあるでしょう。一度や二度で済んでいるなら幸せなのかもしれません。
女性にとって働きやすい環境や制度が整っている職場も、まだまだ少ないものです。
そうした環境が整っていない職場で働いていると、どうしても女性であることがネックになってしまうことも多々あります。
そこで今回は、20代〜40代の女性たちから聞いた“女性ならではの職場で憤りを感じた瞬間”についてご紹介します。
●(1)男性のほうが給与が高かった
『同期で同い年の男性と社内恋愛したときのこと。なんとなく給与の話になったとき、彼は私も同じ額だと思っていたらしく、ポロっと金額をしゃべったんです。その金額を聞いてビックリ。
私のほうが年収にして50万も低かった んです。仕事はどう考えても私のほうができるのに……!結局、男女平等には評価されないんですよね』(30代女性/会社員)
評価の基準に疑問を感じること、ありますよね。
同じように働いて同じような成果を出しても、男性だからという理由で女性より評価や給与が高いという話をよく聞きます。
女性の貧困問題を解決する一つの手段としても、男女の収入格差を縮めることは大切なことだと思います。
●(2)「女性だから」という理由で正社員登用を後回しにされた
『契約社員で働いているんですが、ちょっと前に社内の正社員登用試験を受けたんです。同じように契約社員で働いていた同僚の男性も一緒に受けたんですが、そのときに上司から呼び出されて言われた言葉に驚きました。
「今回、実は正社員に昇格させられるのが一人だけなんだ。自分でもわかってると思うんだけど、筆記試験の結果は○○さん(私)が一番できている。
でも、○○くん(同期)は男だしね、将来があるから 、今回は○○くんに決めさせてほしいと思ってる」のようなことを言われたんです。
じゃあ筆記試験を受けた意味ないし、女の私には将来がないってこと?って言いたくなりました。入社したときからずっと上司に「○○さんは頭がいいし仕事ができるし、ぜひ正社員になってほしい」と言われていたのに。好きな仕事なので揉めて居心地が悪くなるのも嫌だったので「わかりました」と答えましたが、正直納得はいっていません』(20代女性/会社員)
期待をかけられ、正社員登用確実と思っていたのに、性別を理由に後回しにされてしまったというのはつらいですね。