水拭きは厳禁!? 壁や壁紙の汚れをキレイに落とすコツと注意点
『壁のカビ汚れを掃除しました。目に見える部分はキレイになりましたが、しばらくするとまたカビ汚れが再発。拭き掃除の水分が多かったようで、壁紙が湿ったままの状態になっていたようです』(40代女性/主婦)
壁掃除でやりがちなのが、濡らした雑巾でいきなり拭いてしまうこと。ホコリが水を吸って、余計に壁に密着してしまうことになります。
最初に、掃除機で吸ったりホウキではたいたりして、目に見えるホコリは除去しておくのが鉄則です。
また、壁紙を張り合わせた壁では、つなぎ目に注意する必要があります。強くこすりすぎることではがれてしまうのはもちろん、水分によってはがれをうむこともあるのです。
さらに、水分をそのままにしておくと発生してしまうのが、カビ。
壁の水拭きなどを行ったあとは、しっかりと乾燥させることが大切です。乾拭きを入念に行うことに加え、カビ掃除の後にはドライヤーなどを使って乾かす ことで、再発を予防できます。
あまり熱しすぎると壁紙がはがれてしまうこともあるため、適度に距離をとって確認しながら乾かすようにしましょう。
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いかがでしたか?
賃貸住宅などで壁紙に落ちない汚れをつけてしまうと、多額の費用を請求されることもあります。
まずは汚さないよう注意し、まだ軽いうちに落とすよう意識することが大切です。
また、壁の種類によって対処法が変わることもあります。失敗を防ぐために、まずは軽い力で試し、壁紙などに影響がないことを確認してから掃除に取りかかりたいものですね。
●文/パピマミ編集部
●モデル/杉村智子(まさとくん)