パートの時給がUP!? “同一労働同一賃金”がもたらすメリットデメリット
『人件費が上がるので、新規の雇用は減るでしょうね。簡単な業務はAIに取ってかわられ、人間の仕事そのものがなくなってくるかも』(40代男性/会社員)
『仕事内容が同じだからって、若いフリーターと同じ給料に下げられても困りますよ。こっちは結婚して家も買い、子どももいるんです。未婚のフリーターとは、生活にかかるコストがぜんぜん違う。いま給料が下がったら、やっていけません』(50代男性/飲食チェーン)
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同一労働同一賃金は、労働者間の格差をなくすことが目的ではありません。
非正規雇用者への賃金を上げ、消費を活性化させようというのが、この政策の最終的な目標なのです。
果たしてその目標は達成できるのでしょうか。私たちの日常に大きく関わる問題だからこそ、当事者意識を持って動向を見守っていきましょうね。
【参考リンク】
・同一労働同一賃金ガイドライン案 | 厚生労働省(PDF)(http://www.kantei.go.jp/jp/singi/hatarakikata/dai5/siryou3.pdf)
●文/パピマミ編集部
●モデル/ゆみ