2018年スタート! レジで現金を引き出せる“キャッシュアウト”とは
引き出し手数料や年会費、金利が無料!
→他行の銀行ATMで出金するとATM利用手数料がかかりますが、デビットカードのキャッシュアウトは基本的に手数料無料 です。キャッシュカードですから、年会費はもちろん無料ですし、金利などもかかりません(例外もあります)。
(3)近くにATMの設置がない地域では、近所の小売り加盟店でお金が引き出せるようになるので大変便利。
(4)自宅に居ながら現金の引き出しができる“宅配サービス ”が可能になる。
(5)新たに“デビットカード”を作る手続きをしなくても、手持ちの金融機関のキャッシュカードを“デビットカード”として使える(J-Debit)。クレジットカードのような審査がなく 、銀行口座が開設できる方であれば使用可能です。
●デメリットもある?
サービスが始まったらとても便利そうな“キャッシュアウト”ですが、デメリットはないのでしょうか?専門家たちの間では次のようなデメリットが懸念されています。
(1)レジの負担の増大。
→お客の込み合う時間帯に、レジでのお会計に加えて現金のキャッシュアウトがあると、作業が煩雑になり、レジでの待ち時間が増える 可能性がある。
(2)不正利用の懸念。
→キャッシュアウトには当然暗証番号の入力などの本人確認が行われますが、万が一紛失した際に口座から現金を引き出せてしまうのではないか、という不安がある。
(3)加盟店でないと使えない。
→サービスが開始されても、近所のお店が“デビットカード”加盟店でなければ使えない。どこまで加盟店が増えるか で便利さも変わってくる。
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いかがでしょうか?
スーパーなどでお買い物ついでにお金をおろせる、というのは忙しいママたちにとってはとても便利ですね。しかも手数料や金利が掛からないのはとてもうれしいです。
とはいえ、近所のお店が加盟店になっていなければ、キャッシュアウトのために遠くの店舗に出向くということになり、それでは便利さも半減ですね。
国内での加盟店の増加が利用者の便利さに大きくかかわってきそうです。今後の動向に注目ですね!
【参考リンク】
・J-Debit「キャッシュアウトサービス」の取扱い開始について | 日本電子決済推進機構(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000009769.html)