スーツで行くべき? 保育園の“入園面接”を成功させるコツ3つ
夏も終わりに差し掛かり、そろそろ本格的な保活シーズンが幕を開けますね。
冬ごろに最終希望を出し、年度末までに入園審査が終わり、4月に入園というのが基本的な保活のスケジュール。
でも、気を抜いていてはいけません。年度の途中に欠員がでて、急に入園面接に呼び出されることだってあるんです。
いつ呼び出されても慌てないように、面接の準備はあらかじめしておきたいもの。
そこで今回は、現役のベテラン保育士たちに「入園面接でチェックしていることは何か」とインタビューを敢行。その回答から、入園面接をスムーズに成功させるコツ を考察してみました。
●(1)生活リズムや食事内容は、メモにまとめて持っていこう!
『私どもの園では、主にお子さんの生活について最終的な確認をしております。
乳児の場合は、寝ること・食べることが最重要ですから、そのあたりをどうサポートしていったらいいかを主に伺いますね。事前に書類にも書いていただく内容ですが、書ききれないような細かい点までじっくりと聞き取るように心がけています』(50代男性/私立認可外保育園勤務)
寝る時間、起きる時間、食事の時間などは大抵の場合、書類に書いて園に提出するようになっていますよね。
面接では一歩踏み込んで、
・家庭での入眠方法(抱っこで寝ているのか、おしゃぶりは使っているか、添い寝をしているかなど)
・家庭で与えている食事の内容(どれくらいの大きさ・固さのものを食べさせているか、1食の量はどれくらいかなど)
・食べさせているときの状態(座って食べられるか・テレビはつけているか・どの程度の介助が必要か)
というような内容を質問されるようです。
ふだんは何気なくこなしている生活ですが、改めて急に質問されると正しく答えられないもの。
あらかじめ、生活リズム・食事内容を1週間分ほど書き出し 、持っていくといいですね。
●(2)緊急時にどう対応するか、あらかじめ決めておこう!
『急なお迎えが必要になったときにどう対応すべきかも、私たちにとっては重要な確認ポイントですね。入園直後はどうしても、急にお迎えをお願いすることが多くなります。体調の悪いお子さんをスムーズに引き渡すためにも、しっかりと確認させていただきます』(40代女性/私立認可保育園勤務)
おじいちゃん・おばあちゃんなど、急なお迎え対応を依頼する可能性がある人たちの情報は、可能な限り面接で伝えてきたいですね。