深入りは厳禁!? “ベビーシッター”で働いた人の体験談と注意点3つ
●(3)思わず深入りしすぎちゃう!?
『かつて「お兄ちゃんのお受験で忙しいので、下の子を見ていてほしい」という依頼を受けていました。受験が迫ってくるにつれ、ママはお兄ちゃんにかかりきり。家庭の雰囲気もどんどん緊迫してきました。そんな中、ママに構ってもらえない下の子があまりにもかわいそうで、つい情に流されてしまったんですよね。
契約時間外でも「楽しく過ごせてるかな」「ご飯を食べさせてもらってるかな」と常に気になり、自分の孫にお菓子を買う時に「ついでに○○ちゃんのも買ってあげよう……」と、過剰に入り込んでしまった んです。時には、下の子を放置しすぎているママにイラ立つことも。心がとても疲れてしまいましたね』(50代女性/シッター歴3年)
家というプライベート空間に入るため、家庭の状況がよく分かってしまうのがベビーシッターという仕事。いいことも、悪いことも知ってしまうかもしれませんが、深入りは禁物です。
依頼内容以上のことをすると、たとえ子どものために良かれと思っていたのだとしても、依頼主の反感を買うことがあります。
どんなに子どもがかわいくても、仕事はきちんと一線を守って行わなければなりません。また、子どもが好きな人ほど冷静に、ドライに接するよう心がけたほうがよさそうですね。
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いかがでしたか?
いくつかの注意点はあるものの、かわいい子どもたちと直に接することができるベビーシッターはやりがい抜群の仕事です。
子育てが一段落したママたちにとっては、社会に復帰するためのいいファーストステップにもなるでしょう。
興味がある方は、シッター登録会社に一度連絡してみてはいかがでしょうか。素敵なベビーシッターとして、デビューできちゃうかもしれませんよ。
●文/パピマミ編集部
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