子どもを持つと不幸に!? “親ペナルティ”の意味と親の幸福度の捉え方
みなさんこんにちは。ママライターのあしださきです。
「親ペナルティ」という言葉を聞いたことがありますか?
2017年9月5日にプレジデントオンラインに掲載された、フリーライターでコラムニストの河崎環さんの記事が大きな反響を呼んでいるそうです。
この「親ペナルティ」という言葉、子育てしている者にとっては何かひっかかると言いましょうか、言葉自身の破壊力を感じずにはいられませんよね。
単純に「ペナルティ」という言葉を調べると、
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『罰則。処罰。また罰金、違約金』【出典:デジタル大辞泉(小学館)】
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とあります。
そこに、「親」がつくことで私は、親になったことがある種の“処罰”のような意味であると勘違いをしてしまったのです。
目次親ペナルティの正しい意味とは「保育園落ちた、日本死ね」納得できるポイントを探してライフステージを追った調査報告を見たい
●親ペナルティの正しい意味とは
河崎さんの記事をよく読めば正しい意味が分かるので、ここではまず正しい「親ペナルティ」の意味を理解していきたいと思います。
そもそも、「親ペナルティ」という言葉は、社会学の学問用語のようです。
その意味としては、子どもを持つ夫婦と持たない夫婦が感じる幸福度のギャップ を指すといいます。そしてその幸福度は子どもを持つ夫婦の方が低い、とも。
その傾向が表れるのは、国家レベルの子育て支援制度が手薄である国ほどより顕著に見られるといい、その代表のような国がアメリカであるといいます。
そして今現在の日本でも、この「親ペナルティ」の傾向が出てきており、それとどう向き合うのかということを記事の中で読者に呼びかけています。
●「保育園落ちた、日本死ね」
記憶に新しいこの社会問題のクローズアップは、世間で大きな注目を集めましたね。
働く母親をどんどん増やしていこうというこの国が、働きたい母親たちの足を常に引っ張り続けています。
子どもを預けないと働けません。当たり前ですよね。
でもお腹に子どもがいるうちに保育園を探さなくては預けられないくらいの熾烈な競争が、いたるところで起こっているのはみなさんご存知のとおり。そんな子育て世代の方々に「今幸せですか?」と調査したのでしょうか。
“幸福度”の調査方法がイマイチ分かりませんが、子どもを育てている夫婦とひと言に言ってもその方々の生活の背景が全く違うこと、一体どのタイミングでの幸福度であるかは重要ではないのでしょうか。