●あたまがよくなる!図鑑(篠原菊紀 (監), 2017)
ズバリなタイトルが目をひくと思うのですが、特に就学前のお子さんにオススメの図鑑です。
たとえば、“かず・かたち”の章では、お寿司を使って数の大小を考えたり、クレパスで順序数を学んだりするなど、小学校1年生の算数で習う内容を楽しく学ぶことができます。
また、ビスケットの作り方やだんごむしの飼い方など、子どもの興味をひきそうなトピックもたくさん紹介されています。
ちなみに、算数への興味を広げたいなら『算数の図鑑(キャロル・ヴォーダマン, 2017)』も面白いと思います。
●ひとりでできるよ!図鑑(横山洋子(監), 2012)
お子さんの自立をそっとサポートできる図鑑だと思います。
たとえば、料理やお箸の並べ方、トイレのきれいな使い方、紐の結び方、お金の使い方などが紹介されています。
1つ1つのトピックが写真などでわかりやすく紹介されているので、お子さんにも伝わりやすいと思います。
また、『くふうの図鑑(鎌田和宏(監),2013)』や『げんきの図鑑(中村裕(監),2012』を合わせて読んでみても面白いと思います。
●だんめんの図鑑(断面マン(監),2016)
「この中はどうなっているんだろう?」というお子さんの疑問を解決してくれる図鑑だと思います。
この図鑑では、ハーモニカや掃除機、ボールなどの中をのぞくことができます。
普段目にしている“表面”部分だけでなく、“中身”についても「どうなっているんだろう?」と考えるきっかけになると思います。
●日本の火山図鑑(林信太郎,2017)
日本には、たくさんの活火山があります。
この図鑑では、さまざまな火山の特徴や私たちの生活との関わりなどがわかりやすく紹介されています。日本のシンボルである富士山のことも丁寧に説明されています。
●信じられない現実の大図鑑(ドーリング・キンダースリー(編),2014)
この図鑑では、「アリの強さは?」「地球上の水はどれだけあるか?」「人間が一生ではく息の量は?」などが紹介されています。大人でも楽しめる内容だと思います。
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いかがでしたか?
今回ご紹介した図鑑以外にも『いちばん!の図鑑』をはじめ、興味深い図鑑がたくさんあります。是非お子さんと気になる図鑑を探してみてくださいね!
文献
今泉忠明 (監)