親子で楽しく!子どもと一緒に料理をするときの4つのポイント
こんにちは。臨床心理士の今井千鶴子です。
皆さんは普段お子さんと料理をしていますか?
今回は、お子さんと一緒に料理をするときのポイントについてご紹介します!
●料理が楽しくなるポイント
一口に料理といっても、簡単な料理からとても難しい料理までさまざまです。
したがって、“どの料理を作るか”が大切なポイントです。
私たちがやってしまいがちなのは、初めから難しい料理にチャレンジしてしまい、お子さんに『料理=楽しい』ではなく、『料理=難しい』というイメージをもたせてしまう ことです。
たとえば、算数もはじめから微分積分を学ぶことになったら『難しくてできない』と意欲をなくしてしまうため、数に親しむことからスタートしていきます。
それと同じように、少し料理に慣れるまでは、簡単な料理(作業:洗う、混ぜる)からスタート し『料理=楽しい』というイメージがもてるようにサポートしていくとよいでしょう。
そして、「料理=楽しい」というイメージがもてるようになったら、徐々にレベルの高い料理にも挑戦していけたらよいと思います。
「子どもに料理を教えているとついつい叱ってしまう」というママもいますが、お子さんと料理をするうえで何よりも大切なことは、“一緒に楽しむ”ことだと思います。
「ママと料理をすると楽しいな」という思いが、お子さんの心を豊かにしていきます。
おにぎりや巻きずしなど、火を使わなくても簡単にできるものもたくさん あります。
また、小さい子でもこねる、まぜる、ちぎるなどは楽しく参加できると思いますので、ついつい叱ってしまうというママは、今のお子さんの状態に合った“楽しんでできそう”な料理を探してみてはいかがでしょうか。
ちなみに我が家では、ホットケーキの材料を混ぜてもらうことが多いです。
子どもも楽しんでやっていますし、私も混ぜる作業がカットできるので助かっています!
●やる気が出るポイント
『ママは一緒に料理をしたいと思っているけど、お子さんがやりたがらない』というケースもあると思います。
そんなケースでは、お子さん自身に“料理を選択”してもらう のも1つです。
ただ、先ほどふれたように、“お子さんの状態に合った料理”を選ぶのも大切なポイントです。
そこで、私のオススメは、お子さんの状態に合わせた複数の料理を提案し、その中から選んでもらうことです。