子供が生まれると、夫婦関係は大きな変化を迎えます。
「こんなはずじゃなかった」と思うこともたくさんあり、お互いの不満もたまりがち。
このような不満のある状況をどう乗り切ればいいのか、パピマミ編集部がコツを紹介します。
子育てに夫が協力的でない
家事も育児も妻任せで、夫に対して爆発寸前! と思っているかもしれませんね。
男性が「父親」になるのは、女性が「母親」になるよりも時間がかかると言われています。ですから、急に父親らしく振る舞えと言われても、戸惑ってしまいます。
夫に手伝ってほしいなら、最初から不満をぶつけるのではなく、「ちょっと手が離せないからだっこしてあげていてくれない? 」とお願いしてみると効果的です。
「パパにだっこされると喜ぶみたいね。
ありがとう」と感謝の言葉を忘れずに伝えることも大切です。
だんだん赤ちゃんのかわいらしさを実感し、手伝ってほしいタイミングがわかってくれば、父親としての自覚も芽生えてくるはず です。まずは根気強く働きかけてみましょう。
夫の親にお悩みの方
例えば、夫の両親と同居していたり、近くに住んでいたりすると、問題が起こりがちになります。ことあるごとに子育てに干渉してくる というお悩みを持ちかもしれません。
おじいちゃんやおばあちゃんにとってもかわいい孫ですから、自分たちの意見を言いたくなるのも無理はありません。それに、子育てにたくさんの人が関わってくれるのは、子供にとっても親にとってもすごくいいこと です。
母子密着型の育児は子供を囲い込むことになり、社会へ羽ばたけなくする危険もはらんでいます。
夫に対して全く期待しないのではなく、「疲れているところ悪いんだけど、ちょっと話を聞いてもらってもいい? 」と上手に頼みながら、両親との調整役をお願いしてみましょう。
母親の心を守るコツ
女性は結婚や出産で退職したり、逆に働きながら子育てできたりと、男性に比べて人生の選択肢が多くあります 。それだけに、他の選択をした人が輝いて見えてしまい、社会から取り残されたような気分を味わうこともあります。
また自分の時間が全くないと、気持ちに余裕がなくなります。夫や家族に協力してもらって、一週間に一度でも、ひとりになる時間 をつくってみましょう。毎日少しでもいいから夫と話す時間をとることもおすすめです。
何でも一人で完璧を目指そうとせずに、ゆったりと構えてみてください。