男性が家事を楽しむために!夫婦で話し合っておくこと
男性(夫)が家事をやってくれない…
という妻や女性の声に対し、「こっちはやってるつもりなんだけど…」と落ち込んだりしますよね。
男女間で問題が起こる理由はどこにあるのでしょうか?パピマミ編集部と一緒に、具体的に考えていきましょう。
男性の家事は家事じゃない?
共働き夫婦の「家事」に関する意識調査
TRY家コラムの共働き夫婦の「家事」に関する意識調査によると、夫の家事を家事だと思っていない妻が多いことがわかります。「名もなき家事」と呼ばれる隠れ家事も存在するほどです。
夫が「今日も家事やったなー」と思っていても、妻は不満に思っているのです。
では、なぜ不満を抱くのでしょうか?
●女性の主張のウラを読むクセをつける
「毎日すれ違い! 子育てママの「夫婦のコミュニケーション」のとり方3つ 」で説明した「男性脳」と「女性脳」の話につながってきます。
男性脳は、相手の言葉を言葉通りに受け取るのに対し、女性脳は、相手の言葉の裏を読み取ろうとするのです。
例えば、「大丈夫だよ」と女性に言われて素直に信じたら、「なんで気づいてくれないの!」と怒られて困惑した男性も多いはず。
この現象が、男性脳と女性脳の違いを雄弁に語っています。女性の「大丈夫だよ」の裏には、(そんなわけないでしょ。
助けなさい)という気持ちが込められています。
もちろんすべての状況に当てはまるわけではありません。ただ、そういう傾向があるという話なので、どうぞよしなに。
家事の可視化、分担化がカギ
家事をやっていると思っている夫が、自分は家事を思ったよりもやれていないと認知できたのであれば、次にやるべきは家事の可視化と分担化です。
家事を仕事に例えることが多いと思いますが、家事は一緒に消化していくタスクと言えるでしょう。つまり、仕事と同じ要領でやれば、問題はなくなっていきます。
●家事を認識すれば問題は激減する
詳しくは、「家事を減らして時間を最大化!外注と項目分けを賢く使おう!」を読んでもらうと理解度が増すはずです。ざっくり説明しますと、家事を可視化しましょうということ。
人は、目に見えていないものを管理するのが苦手です。クレジットカードだとお金を使いすぎてしまいますよね。
まずは、自分たちが何をどれだけこなせばいいかを把握します。すると、名もなき家事もなくなり、抜け漏れなく家事に専念できるのです。