子育て情報『凡ミスしてるだけ? 苦手な子が多い「数学の文章題」克服のヒント2つ』

2016年2月22日 20:00

凡ミスしてるだけ? 苦手な子が多い「数学の文章題」克服のヒント2つ

後者は、「人数を求めなさい」と言われているのに、解答欄に“個数”を書いてしまった、などのミスがあります。

お子さんのミスや計算課程をみれば、どちらなのかわかるでしょう。

計算が途中で終わっているなら前者、最後まで書ききっているなら後者です。

これを直すには、もちろん“本を読む”こともいいのですが、すぐに効果は出ません。

すぐに効果を出したいなら“線を引いて意識づける” のがいいでしょう。

数字を見逃してしまう子は、問題を読むときにも鉛筆を持ち、数字が出てきたら丸をつけて注意するクセをつけましょう。

そうすれば、読み返しても数字を見落とす心配はありません。

答えを書き間違えてしまう子は、問題文の最後に線を引きましょう。


「人数を求めなさい」「式をつくりなさい」など、最後に書かれている“問われているもの”をはっきりさせておき、最後にもう一度見て、答えが適切かを確認するクセを付けるのです。

----------

算数・数学嫌いを悩ませる文章題。

しかし、少し勉強のやり方を変えたり、問題を解くときに意識をしてみるだけで変わります。ぜひやってみてくださいね。

【参考文献】
・『勉強法の科学』市川伸一・著

●ライター/佐々木恵(教育コンサルタント)

関連記事
新着子育てまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.