バス待ちの会話でイラッ! ママの気分をコントロールする「感情の法則」
小さいからこそ、感情が入れ替わりやすく、ちょっとしたことで、またいい感情に変わるのだと伝えています。
では、具体的には不快な感情になったときにはどのような行動をすれば良いのでしょう?
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つまり感情にふり回されるというのは、姿かたちのないものにふり回されているのです〜中略〜そういう場合は放っておくしかありません。
そして、考えれば答えの出ることや、動けばかたちになることから手をつけるしかないのです。これは、変えられるところから変えていこうとすることです。
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本書の中で和田さんは、感情は放っておいて、
・仕事や作業をする
・人と会う
・どこかに出かける
・予定を立てる
・整理する
など、動けば結果が出ること をとりあえずやってみることを勧めています。
確かに、考えすぎて悪感情にとらわれるよりも、今目の前にあることを一つずつ片付けたり、気の置けない友人と会うなどの行動を実際に起こす方が、ずっと気分が変わるのが早そうですね。
●不快の感情を放っておき、今できる“行動”をする
筆者自身も、悩んだときに掃除をしていると、部屋がキレイになるころにはすっかり気分が変わり、悩んでいたことが気にならなくなっていることがよくありました。
自分がどんな感情を持つかは自由ですし、それについて否定したりされたりするものではないのです。
ただ、不快な感情を持ち続けてしまうことで、こころのバランスを崩したり、人間関係の悪化につながります。
なんらかのきっかけで不快な感情が湧きあがったとしたら、その感情はそのまま放っておき、今、できることに集中する ことで、小さなこころの器に占める不快の感情は外に出て、気分を切り替えることが容易になるのですね。
【参考文献】
・『感情的にならない本』和田秀樹・著
●ライター/赤井理香(働くママ応援家)