子育て情報『ママの思いよ届け! 子どもを傷つけずに叱る「アイメッセージ」の使い方』

2016年4月5日 20:00

ママの思いよ届け! 子どもを傷つけずに叱る「アイメッセージ」の使い方

イライラしているなか、そのように言うのはかなり難しいけれど、自分が言われるとしたら断然アイメッセージでお願いしたいですよね。

そのほうが、ハッと気づいて反省するし、「よし!頑張ろう」という気持ちになります。

●アイメッセージは褒めるときにも応用できる

また、このアイメッセージは、褒めるときにも応用できそうです。

例えば、子どもがテストで良い点を取ってうれしければ「エラいね」ではなく「うれしい」と言ったり、「あなたが頑張っているから、私もお仕事頑張るね!」と言ったりして、“自分が頑張ることで良いことが連鎖していく” という感覚を持ってもらうことができたらいいなと思います。

●アイメッセージを使う際の注意点3つ

ただ、アイメッセージを使うときに気をつけなければいけないのが、

・「私は、あなたはいつも支度が遅いと思っている」と「私」をつけていながら、批判的な偽のアイメッセージになってしまうこと。
・「支度がいつも遅いから嫌!」と感情をぶつけるだけのアイメッセージになってしまうこと。
・「私は早くあなたと一緒にでかけたいよ」のあとに、「だから急ぎなさい」と指示を付け加えてしまう アイメッセージ になってしまうこと

などです。

子どもが自分で考え、客観的に判断する余地を奪わないようできたら、アイメッセージはきっと心に届くことと思います。


【参考文献】
・『「叱らない」「ほめない」「教えない」から成績は大きくあがる 伸びる子どもに変える「たったひとつの約束」』河原利彦・著

●ライター/amu(ママライター)

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