スイッチを入れる! 脳科学を用いた「子どものやる気」アップ術
細かく書き出した中で一番簡単なことから取り組んでみましょう。
書き出し作業もそうですし、簡単なことから取り組むのもそうですが、とにかく手を動かすこと が大切です。手を動かすことで、やるべき事が見えてきます。
『つれづれなるままに、日くらし、硯にむかひて、心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ』
徒然草の有名な序文ですが、まさにその通り、とりあえず硯に向かう、つまりペンを握ることが大切なのです。
“勉強”というと机に向かって静かにカリカリと……そんな絵が浮かぶかもしれませんが、いきなり走り出して怪我しないように、勉強も準備運動から始めましょう。
お子さんと一緒にペンを持って、手を動かしてみてくださいね。
【参考文献】
・『大人の脳科学常識 頭が冴えわたる脳の鍛え方』トキオ・ナレッジ(著)
●ライター/佐々木恵(教育コンサルタント)