心当たりあるカモ? 離婚の危機を招く「夫婦ゲンカ中の言動」5パターン
こんにちは。メンタルケア関係を中心に執筆しているメンタルケア心理士の桜井涼です。
「夫婦喧嘩は犬も食わない」ということわざがありますが、そうでない場合もあるようです。
アメリカの夫婦セラピストであるジョン・ゴッドマンと心理学者ロバート・レベンソン教授らの研究によると、 “夫婦ゲンカの会話の内容から、その夫婦が4~6年以内に離婚するかどうかがわかる” というのです。
ポイントとなる会話の内容には、5つのポイントがあります。
離婚の危機を招いてしまいかねない夫婦ゲンカの危険サインに、心当たりはありませんか?
●離婚の危機を招く夫婦ゲンカの特徴5パターン
●(1)繰り返し批判する
ここで注目してほしいのは、“相手の人格や人間性を批判すること”です。
「あなたはいつも○○じゃない」「本当に○○なんだから!」というように、○○に入る言葉がパートナーの人格や人間性を否定・批判することが危険 なのです。
誰でも自分のことを悪く言われたらムッとします。
これを繰り返し何度も言う場合、相手から自分を批判されていると強く心に残ります。
ケンカのときはお互いが感情的になっていますから、言わなくてもいいことまで言ってしまうこともあります。
しかし、人格や人間性を批判するのはよくありません。
こんなときは、相手の行動に目を向けて話すようにしてみましょう。「どうして○○をしてくれなかったの」というような言い方です。
こうすれば、相手の人格を攻撃しているわけではありませんので、ケンカをしていても余計なことを感情に任せて言ってしまうことにならずに済みます。
●(2)責任のなすりつけ合い
「あなたが全部悪い」のような責任をなすりつけてしまう言い方をしたら、相手も同じように言い返してくるでしょう。
誰でも、自分のせいではなく相手のせいにしたら気持ちとしては楽です。
しかし、関係がぎくしゃくしてしまうのは目に見えますね。
自分にも非があるけれど、パートナーにもあるからお互いに反省してなすりつけるような言い方はしないようにしましょう(浮気やDVなど、全面的に相手が悪い場合は話は別ですが……)。
●(3)会話の回避
ケンカの最中に「もういいよ!」や「別に……」など、会話をそこで終わらせるような口調になり、話すことを回避するような行動(目を合わせない・そっぽを向くなど)を見せたら、相手の心が閉ざされた状態 です。