カルシウム不足が心配! 子どもの「牛乳嫌い」を克服させた体験談5つ
【ママからのご相談】
6歳の男の子を育てているママです。ウチの子は小学校で出される給食の牛乳が嫌いでよく残しているようです。家でも全く飲みません。 それを見た義母から、「大事な時期なのに、カルシウムが不足しちゃうじゃない。どうしてきちんと飲ませないの?」と叱られてしまいました。
私だって子どもに牛乳を飲んでもらい、カルシウムを摂取してほしいと思っています。でも、全然飲んでくれないのです……。どうしたらいいのでしょうか。
●A. まずはアレルギーや体質を考慮してみましょう。
こんにちは。ライターのakiです。
牛乳が嫌いというお子さんは多いですよね。牛乳を拒絶する、飲んだ後に異変(下痢、嘔吐、発疹など)がある場合はアレルギーの可能性もあります。
牛乳には『カゼイン』 という物質が含まれており、これがアレルギーの原因となるようです(ちなみに、カゼインは熱しても成分が消えないため完全に除去することは困難です)。
そのため、牛乳が子どもの体質に合っていない場合は無理して飲ませないようにしましょう 。
最悪の場合、アナフィラキシーショックや意識障害などの重篤な症状を引き起こす可能性があるからです。
子どもの牛乳嫌いが気になるときは、まず医師に相談してこれらのリスクがないことを確認しましょう。
●子どもの“牛乳嫌い”を克服するアイデア5選
アレルギーや体質的な問題があるわけではなく、単純に飲まず嫌いなケースもあります。そういう子どもの場合には、親の工夫次第で“牛乳好き”にさせることも不可能ではありません。
実際に子どもの牛乳嫌いを克服させたママたちからお話を聞いてみました。
●(1)夏場はキンキンに冷やした牛乳をあげる
『夏の暑い時期に喉が乾いた〜というわが子にきりりと冷えたミルク を飲ませました。すると、おいしい!と言って飲むように。牛乳の乳臭さが苦手だったようで、ホットミルクや中途半端な温度で出すのではなく、清涼飲料のごとく冷たくして飲ませたのが正解でした』(9歳・男の子ママ)
●(2)シリアルにかけて食べさせる
『おいしいシリアルを買ってきてその上にたくさん牛乳をかけて食べさせています。牛乳を飲むという行為は苦手ですが、シリアルに浸して食べるのはOK のようです』(13歳・11歳男の子ママ)
●(3)料理に混ぜて摂取させる
『ホワイトシチューやヴィシソワーズを牛乳で作るようにしています。