“なにくそ精神”が不足!? 子どものヤル気を引き出す正しい接し方
ランニングでもよし、素振りでもよし、キャッチボールでもよし、練習中にしっかり声を出すでもよいでしょう。
1か月続けることを目標に設定します。そして、できた日にはカレンダーに○を、できなかったら×を記入していきます。
子どもは、放っておいても自分から取り組めるほど成長していませんから、親がまめに声をかけることが必要になりますね。
できた日もあればできなかった日もあるかもしれませんが、とにかく1か月間取り組みを続けられたら、「よく頑張り抜いたね」と認めてあげることが大切です。
“やりきった”ということで達成感が味わえれば大成功!
「自分にもできる」という小さな自信の種になり、前向きな気持ちが持てたり、やる気が出てきたり、何か気持ちの変化があるはずです。
----------
いかがでしょうか?勉強でもスポーツでも、親子共に“成果”にとらわれがちです。
しかし、“取り組んだ過程そのもの” にスポットを当てることで子どもが達成感を感じられる機会が増えます。
“できたか、できないか”という成果での評価に疲れて諦めてしまっているお子さんには、有効な手段だと思いますので、ぜひ取り組んでみてください。
【参考文献】
・『いまどきの子のやる気に火をつけるメンタルトレーニング』飯山晄朗・著
●ライター/パピルス(フリーライター)
●モデル/KUMI(陸人くん、花音ちゃん)