本当に間違いだったの? ゆとり教育で評価できたところランキング
ことを評価する人も
『ゆとり教育に唯一評価できるところがあるとすれば、土曜日が休みになったことかな』(30代ママ)
ゆとり教育が施行された2002年から、義務教育の小中学校では土曜日が完全に休みとなり、週休二日制となりましたね。
土曜日の拘束時間を解放することで余暇の多様な過ごし方を推進し、生活に“ゆとり”を持たせることが目的だったと言われています。
しかし、近年では“脱ゆとり”の風潮が強いため、学習の時間を確保するために“土曜日の登校”を容認する親が増えてきているんだとか 。
そのうち休みは日曜日だけ、という昔の習慣に逆戻りするかもしれませんね。
●“人間性の向上”を挙げる人は約3割
『ゆとり世代の若者は、皆なにかしらのユーモアをもっているから面白い。個性が強いという印象はうけるなぁ』(40代パパ)
『今の若者たちは、良くも悪くも固定概念に縛られない柔軟さを持っている 。これはゆとり教育ならではの特徴だと思う』(50代ママ)
個性の尊重や価値観の多様化など、人間性の向上に関するメリットがあったと感じる人は約3割という結果になりました。
たしかに、テレビで活躍しているゆとり世代のタレントってユニークで枠にとらわれていない自由な印象がありますね。
また、建前を使わずに素直な感情で話している印象もあります。こういったところは、ゆとり教育で育った若者ならではの特徴なのかもしれませんね。
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いかがでしたか?
「デメリットしかなかった」と答えた人は45%、「ゆとり教育に何かしらのメリットはあった」と考える人は55%となりました。
何かと批判を受けがちなゆとり世代ですが、優秀なスポーツ選手を数多く輩出しているという側面もあります。
ゆとり世代の人たちには、偏見を吹き飛ばすパワーをつけて、これからの日本を支えていってほしいですね。
【参考リンク】
・【アンケート結果(1位〜6位)】ゆとり教育で評価できたところは?
●文/パピマミ編集部