月1回はチェック! “乳がん”のリスクが高い人の特徴と自己検査法
【ママからのご相談】
最近ニュースでも話題に上っていますが、若い人の乳がんがとても気になっています。まだ子どもも小さいので人ごとではありません。自分で発見するためのポイントがあれば教えてください。
●A. 毎月決まった日を設けて、見て触って確かめましょう。
こんにちは。ご相談ありがとうございます。ママライターのmomoです。
若年性でも乳がんは増加傾向にありますし、決して人ごとではないですよね。
早期発見が何よりも大切です。
今回は乳腺科の医師に乳がんの自己検査法について詳しく聞いてみましたのでご紹介します。
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●乳がんのリスクが高い人は要注意
まず乳がんの基礎知識について先生に伺いました。
『食生活の変化により、昔に比べて乳がんにかかる人が増えています』
とのこと。食の欧米化により現代の女性は乳がんになりやすくなっているんですね。
『乳がんになるリスクが高い人がいます。例として、
・生理が12歳以前に始まった人
・未婚、晩婚の人
・初産年齢が30歳以上の人
・30歳以上で未産婦の人
・人工中絶回数が多い人
・離乳が早かった人
・50歳を過ぎても生理がある人
・家族、親戚に乳がんになった人がいる人
・慢性の乳腺の病気がある人
などが挙げられます。
転移していない早期の乳がんは95%以上が治ると言われていますので、早期発見が何よりも大切です 』
とのことです。
リスクが高い人は自己検査も毎月しっかりとするようにしましょう。
●自己検査法とは
乳がんの早期発見のために、自己検査をしたほうがいいとはよく聞きますが、いったい何をどうチェックすればいいのか聞いてみました。
『自己検査を行うとき、生理のある人は生理終了後4〜10日くらいの間 にチェックするようにしましょう。
ホルモンのバランスによって胸の状態が変わってきてしまいます。生理がない人は毎月決まった日 にチェックをするといいでしょう。
チェックポイントとしては、
・胸にしこりはないか?
・胸がくぼんだり、皮膚にえくぼのようなものはないか?
・乳首から分泌物がないか?
・乳首にかゆみやただれはないか?
などがあります』
とのこと。詳しいチェック法は次項でご紹介します。
●見て、触ってチェックしましょう
自分でどのようにチェックしたらいいのかを詳しく聞いてみると、
『まずは鏡の前で胸全体を出し、見てチェック しましょう。