もやしっ子でも問題ナシ? 子どもの“生命力”を感じるエピソード集
【ママからのご相談】
初めまして。30代のママです。小3の息子がいるのですが、どちらかというとインドア派の、軟弱なもやしっ子です。
共働きで忙しく、あまり親が遊んであげていないのが原因なのか、生まれ持っての個性なのか、私が気が強すぎる反動が子どもに影響してしまったのか、などといろいろ考えてしまいます。
基本的にわが子が信用できないというか、「うちの子はダメだろうな」みたいな気持ちがどこかにあります。
運動会やスポーツなんかでも期待しないし、逆にケガでもするんじゃないかといつも悪い方に考え、ハラハラ心配している自分がいます。活発で強いタイプのお子さんを見るとうらやましくなってしまいます。
もやしっ子のわが子をもっと信じてあげたいのですが、やっぱりとことん鍛えるしかないのでしょうかね。
●A. 一見弱々しくてもメンタルは強いかも? 侮れない子どものパワーがあります。
こんにちは、ライターの月極姫です。
ウチにも男子が1人いるため、「強くあってほしい」というママさんの思いには素直に共感できます。
しかし、最近は草食系男子も多いので、確かに「これは個性であって、仕方がないのかな?」「それとも鍛え方が足りないのかな?」と悩んでしまうときって、ありますよね。
今後ご相談者様の息子さんをビシビシ鍛えていくか否かは別として、まずはありのままの子どもを信用してあげるところから始めなくてはなりません。
その一助になるかどうかはわかりませんが、今回はへりくつは置いておき(笑)、子どもの生命力 が感じられるエピソードを集めてみました。
どの子も“特別に優秀”“特別に強い”ということはありません。ときには運や偶然が運命を左右しますが、本人が類まれなる生命力を発揮したことには間違いないでしょう。
●覚悟してお読みください! 世界に注目された奇跡の生還劇7選
ニュースとなって世界を駆け抜けたエピソード集です。中には痛ましく読み進めにくい箇所もあるかもしれませんが、すべては私たち大人よりずっと小さな勇者たちが経験した実話です。
●(1)内部斬首!? 「頸椎が脱臼した状態」から奇跡の復活を果たした男の子
つい最近(2016年6月)の出来事です。米アイダホ州で起きた交通事故で一命を取り止めたキリアン君。車内から救出されたときは、首の内部で頸椎(けいつい)が脱臼し、傷口から髄液が流れ出ている状態でしたが、そんな状態でも大きな声で泣いていたそう。