保健師が教える! 夏バテを予防するために整えたい“バランス”3つ
【ママからのご相談】
毎年、夏本番になると夫婦揃ってバテてしまい、子どもにつまらない思いをさせてしまうことがあります。
今年こそは元気に過ごしたいのですが、夏バテ予防のためのいい方法はないでしょうか?
●A. 食事、睡眠、自律神経のバランスを整えよう。
こんにちは。ご相談ありがとうございます。ママライターのmomoです。
いよいよ夏が近づいてきましたね。連日の暑さにやられてしまう人も多いでしょう。今回は夏バテしないための方法を、区の保健師さんに伺ってきましたのでご紹介します。
●(1)食事のバランス
暑くて食欲もなくなり、アイスやフルーツ、冷たいものばかり食べていませんか?きちんとした栄養が取れていないことが夏バテの原因に多くあります。
保健師さんに夏バテ予防になる食材を聞いてみました。
『夏バテ予防になる栄養素として、イミダペプチド(鶏胸肉、マグロ、カツオなどに多く含まれる)、クエン酸(柑橘類のフルーツ、お酢、梅干しなどに多く含まれる)などがあげられます。
両方とも疲労回復効果があり、一緒に摂取することでさらに効果は高まります。鶏肉を梅肉ソースでいただいたり、マグロと柑橘類を使ったマリネを作ったりすると、さっぱりしていて夏バテ予防メニューとしてオススメです』
とのこと。暑い日にとても惹かれるメニューですね!体が求めている 、ということなのかもしれません。
●(2)睡眠のバランス
夏バテ予防に欠かせないのが睡眠です。ただ長い時間寝ればいいということではなく、質の良い睡眠 をとるようにしましょう。
ではどうすれば質の良い睡眠が得られるのでしょうか?保健師さんによると、
『39〜40度のお風呂にゆっくりと入浴するようにしましょう。就寝の2時間以上前に入浴すると落ち着いて眠ることができます。また、寝る前にスマホやテレビなどの強い光を浴びないようにしましょう。脳が活性化してしまい眠りにつきにくくなります』
とのこと。眠れないからといって、「眠れない眠れない……」と思うと余計眠れなくなります。深く考えず、穏やかな気分で横になりましょう。
●(3)自律神経のバランス
最近の研究では、夏バテは自律神経に大きく関係しているということが分かっているそうです。自律神経のバランスが乱れると夏バテが起きやすい。
ということは、自律神経のバランスをうまく保てばいい ということですね。