ベストなあげ方は? 家庭によって異なる“子どものお小遣い制度”事情
こんにちは。ママライターのamuです。
皆さんは、お子さんへのお小遣いをどのように渡していますか?
ハーバード大学の教授が全米5都市で行った大規模実験によると、“本を読む”、“宿題をする”などの行動に対し報酬としてお小遣いを渡すと、学力が著しく向上したそうです。
とはいえ、報酬型のお小遣いでは“お金をあげないと何もしない子”になるのではないかという懸念もあります。
お小遣いの考え方は人それぞれ異なりますよね。そこで今回は、ママ友が実践している“それぞれのお小遣い制度”について聞いてみました。
●報酬型のお小遣い制度
『幼稚園から低学年まで、少ない金額だけど洗濯物を畳んだら50円、クイックルワイパーをかけたら50円というようにあげていた。はじめは、いちいち「はい50円ちょうだい」と言われていたけど、手伝うことに慣れたのか、月々定額制にした今になっても、快く手伝ってくれる』(小学3年生女の子のママ)
『やることないー?と聞いて積極的に手伝ってくれるようになった 。
どんなにお手伝いさせても大した金額にはならないし、手伝う習慣がお互い気持ちよくできてよかった』(小学生4年生女の子のママ)
『お金を稼ぎたいのか、手伝えることをいつも探していて、細かいところまで気がついてくれるようになった』(小学3年生男の子のママ)
『定額制にしても、結局は欲しいものが出てきて、いくら分あげたのかわからなくなる』(小学5年生女の子のママ)
たしかに、報酬型のお小遣い制度はお手伝いの習慣を作るきっかけ になりますよね。
やっぱりご褒美があると頑張れるし、はじめは報酬目当てでも、「喜んでもらえてうれしい」「料理って楽しい」などの感情が生まれることもあると思います。
聞いていていいなと思ったのは、ポイント制。スタンプカードにスタンプがたまると1,000円など、楽しい工夫だと思いました。
●定額制のお小遣い制度
『1年生から毎年千円ずつアップするようにあげている。そこから、おやつや必要なものを買ってもらう。欲しいものがあるときは貯めて買うよう言っているから、ときには我慢しながらやりくりして頑張るようになった』(小学4年生女の子のママ)
『千円でどれぐらいのものが買えるのか、月にどれくらい支出があるのか、なんとなくわかるようになったと思うし、お金のありがたみがわかってきた みたい』(小学4年生男の子のママ)