リオ五輪前に要チェック! 日本人が安全に海外旅行するための防犯対策6つ
などと話しかけて行われるもの、数名でチームを組んで一人を囮に使って行われるものなどがあります。
●(3)ひったくり
日本人だけで年間400件も起こっています。ひったくりはバイクなどに乗ってすれ違いざまにバッグをひったくるケースや、力づくで強引にひったくるケースもあります。
バッグをひったくられた拍子にバランスを崩して地面の縁石に頭をぶつけて死亡した という例もあるようです。
●(4)置き引き
日本人の被害で一番多い犯罪 です。空港やホテル、レストランなどで荷物を地面において一瞬目を離したすきに盗まれます。
●(5)詐欺
詐欺にも注意が必要です。「安い店教えてあげるよ」などと誘われて高級な店に連れて行かれたり、高額な商品を売りつけられたりといったケースが多いようです。
また、警察官になりすました(あるいは本物の警察官)人物に所持品検査をされ、財布が戻ってきたら紙幣が抜き取られていた、という事例もあるようです。
●日本人が海外旅行で犯罪に遭わないための防犯対策6つ
日本は他国に比べて治安がいいため防犯意識が薄い傾向にあり、治安の悪い外国ではカモにされやすいです。
「人類みな兄弟」という気概で現地の人を信頼するのは立派な精神ですが、その兄弟の中には悪い奴ももちろんいます。
最低限これだけは守ろう、ということを以下にまとめたので、参考にしてください。
●(1)貴重品は分散して保管する
どれだけ大金を持ち歩いていても、その財布を盗まれてしまったら終わりです。
なるべくお金やクレジットカードなどの貴重品は分散させて持つようにしましょう。
ただ、極端に分散させすぎると今度は注意力が散漫になってしまうため、2、3か所に分ける程度 にしましょう。
●(2)治安の悪い場所には立ち入らない
当たり前ですが、治安の悪いと思われる場所には立ち入らないことです。
「映画で見たから」といって安易にスラム街に踏み込むと二度と行きて帰ってこれない可能性も十分にあります。
人気が感じられない、暗い、住民の感じが悪い などの気配を感じたらすぐにでも引き返しましょう。●(3)旅行前に治安状況を確認しておく
これは誰でもやっていることだと思いますが、旅行前に行き先の国の治安状況を確認しておくことは非常に大切です。
各国の治安状況は外務省のHPから確認できるので活用してみてください。