これで失敗しない! 子どもの“ランドセル選び”で注目すべきポイント
夏が近づいてくると少しずつ、テレビや店舗などでランドセルの広告を見かけるようになりますね。
小学校入学を控えているお子さんにとって、ランドセルの購入はとても大事なイベントのひとつ。
ひと昔前と異なり、今のランドセルは色やデザインのバリエーションが大幅に増えています。
選びがいがある反面、いったいどれを買えばいいのか途方に暮れてしまいますよね。時には親子で意見が合わなかったりして、大げんかになってしまうこともあるようです。
今回はそんな悩める新1年生のママさんたちに、ランドセル選びのポイントを徹底解説していきます。どうぞ参考にしてくださいね。
●『大手メーカー系』『工房系』『カジュアル系』がランドセルの3大潮流
現在流通しているランドセルは、およそ次の3つに分類されます。
●大手メーカー系ランドセル
テレビCMなどでおなじみのメーカーから出されているもの。百貨店や量販店で購入できます。価格は3万円〜10万円台で、5〜7万円程度のものが多い 。
●工房系ランドセル
革工房などが手作りで生産しているもの。シンプルであたたかみのあるデザイン、こだわりの素材などで主に親から支持されています 。
大手メーカー系ランドセルよりも流通量が圧倒的に少ないため、人気店では販売と同時に売り切れることも。価格は高めで、中には数十万円もする高級ランドセルもあります。
●カジュアル系ランドセル
横長のデザインやナイロン素材など、従来のランドセルの常識にとらわれないもの。
価格もさまざまで、安いものは1万円程度から購入することができます 。
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それぞれにメリット・デメリットがありますので、実際に見ることができるなら種類を越えてできるだけ多くのものに触れておくといいでしょう。
●多くの家庭で子ども自身が最終決定をしている
では、皆さんいったいどのように選び、いくらで購入しているのでしょうか。ここでデータを見てみましょう。
2016年、インテリア小売業大手の『ニトリ』がランドセル購入に関する調査を行いました。
それによると、「ランドセルは子ども自身が選んだ」という家庭が最も多く、実に全体の74%も占めている ことが分かりました。また、実際の購入価格は“5万円〜6万円”が最多の30% 、ついで“3万円台”が24%、“4万円台”が20%となっています。
決して安くない買い物ですが、最後の判断は使う本人に委ねる。