帰省前にチェック! 日頃からしつけておきたい子どものマナー2つ
キャラクターものの箸でないとお子さんは喜んでくれないかもしれませんが、箸の練習には使いやすい道具であることが最重要なのではないかと思います。
次にご紹介したいのはやってはいけないお箸のルールです。
“忌みばし”をご存知でしょうか?大人の方なら、名前まではわからなくてもひとつやふたつは聞いたことがあるはずです。
忌みばしは非常に多くの種類があるそうですが、ここに挙げる9つはぜひ覚えておくとお子さまの将来きっと役に立つことでしょう。
**********
(a)刺しはし……滑りやすい食材を箸で突き刺して食べる行為
(b)かきはし……皿のふちに口をあてて食べ物をかき込む行為
(c)ねぶりはし……はし先を舐める行為
(d)かみはし……はし先をかむ行為
(e)寄せはし……はし先で皿などを自分の方に引き寄せてくる行為
(f)握りはし……はしを握ったままの手で茶碗などを持つ行為
(g)迷いはし……何を食べようか迷って、はしであちこちを指す行為
(h)探りはし……底の方に何が入っているかかきまわしてさぐる行為
(i)渡しはし……食器の上にはしを渡す、また食器のふちにかける行為
(『子どもとマスターする49の生活技術(3)』より)
**********
これらを日々の生活の中で少しずつ覚えていけるといいですね。
帰省先のご主人のご両親と食事をするとき、知っているのといないのとでは印象が違う ように思います。
----------
いかがでしたか?
あいさつも食事のマナーも、私が子どもだったころは自然と近くにいた祖父母が教えてくれたように記憶しています。
日々子育てに追われる中、他のことも注意しなくてはならないママたちにとって、細かいマナーをひとつひとつ教えていくのも大変です。
親戚の家にお邪魔する機会は、もしかしたらママたちにとっては“わが子のしつけが行き届いていないと指摘される憂鬱な日”かもしれませんが、そういう場にお子さんが実際に居合わせ、そこにいる年配の方々から注意を受けることがあっても、それを機にマナーを身につけることができれば良いと思いませんか?
注意されたことが記憶として残り、自然とできるようになるのですから。
子育ての一端を親戚の方々にも担っていただき、子どもの成長を楽しみに感じてもらえるといいですね。
【参考文献】
・『子どもとマスターする49の生活技術(3)(イラスト版 子どものマナー)』子どもの生活科学研究会・編集
●ライター/あしださき(元モデル)
赤ちゃんのおだしデビューに!水で希釈するだけの使い切り万能おだし【ベビーのおだしスープ】11月下旬より発売