どこまでOK? パパと娘のラブラブ行動が許されるボーダーライン
「娘を通じてパパに(ママの分も)オネダリができていい」といった肯定派とが真っ二つに。ただ、「何歳までならお風呂に一緒に入ってもいいと思う?」との質問に対する答えは、「幼稚園まで」または「小学校1、2年まで」という低年齢ならOKという判断で、8歳くらいからはお風呂だけでなく、娘の着替えは別室で、ベタベタのし過ぎは見ていて気分が悪い という意見もありました。
パパと娘が仲良しなのはうれしいことであっても、度を越えれば嫉妬にもなり、心配の種にもなっていくようです。
●兄弟としては、目のやり場にこまる
では、ほかの家族メンバーはラブラブなパパと娘の様子をどう見ているのでしょうか?ラブラブ父娘家庭の兄弟4人にも聞いてみました。
『自分に対する態度とあまりに違ってムカつく』(11歳)
『うらやましい』(6歳)
といった嫉妬心が湧いてくる こともあるようです。
さらには、妹を溺愛するパパに対して『気持ち悪い』(13歳)と言い放つ男子もいました。
また、『家の中ならともかく、レストランとかでもベタベタするのは勘弁してほしい』(12歳)という切実な発言も。
●第三者は、目を背けて
『微笑ましいと思えるのは、手をつなぐ、おんぶ、肩車をするところまで。
ほっぺにチューなんて見たくない』とは、孫のいる60代男性の意見です。
これは、家の中でも外でも同じように感じる そうです。
『幼いうちはいいけど、女の子は成長したらパパとは自然に離れていくものじゃないのかしら?』とは、子どものいない40代主婦のセリフ。
『正直なところ、目の前でイチャイチャしている父娘を見るとびっくりするし、やめてほしいと思う』とも付け加えてくれました。
合計5名の第三者の意見を聞いてみましたが、どれも同じ傾向で、「悪いことではないが、人目のあるところでは程度に注意してほしい」という声でまとまっていました。
●まとめとして
どうやら、パパの娘に対する過剰なラブラブは周囲のひんしゅくをかってしまうことの方が多いようです。
自分がかまわないのだから、娘が嫌がらないのだから、という理由は、特に家の外では成り立ちません。
結論として、ラブラブは娘の年齢(8歳以上か以下か)でその度合いも方法も変える必要があること。
原則として人前ではラブラブ行動は避けることがマナーといえそうです。
また同時に、家の中であっても、ママやほかの家族への扱いと大きな差があると、“嫉妬”が生まれて厄介な揉め事の原因になることについてもパパたちは知っておくべきでしょう。●ライター/さとうあきこ(海外在住プロママライター)
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