オカシイor自由? 学校に化粧をしていく女子高生についての意識調査
●校則を守ることの重要性とは
『校則を破ったことは確かに問題だと思う。でも、高校では校則で化粧ダメ、社会人になったら化粧するのがマナーと言われる。1日で言われることが正反対になるような校則に意味はないとも思う』(20代女性/事務職)
『堂々と化粧をしたいんだったら、校則で化粧が禁止されてない学校に行けばいいよ。それなら何の問題もない』(30代女性/専業主婦)
3位にランクインしたのは「学校の校則で禁止されていないなら別にしてもいい」という回答。
これは、化粧という行為自体は世間一般に批判されることではなく、あくまで校則で禁じられているからやってはいけないと認識されているということでしょう。
キレイになりたいという気持ちは女性であれば持って当然のこと。
しかし、高校生が化粧することに問題はないとしても、校則を破る行為であれば許されない とする人は多いようです。
たとえその校則が理不尽なルールだとしても、社会に出ればそれ以上に理不尽な出来事に遭遇するかもしれません。
校則の運用に不満があろうと、注意される生徒に差別があろうと、学校の校則とはそういうものだ と受け入れるしかないのでしょうか。
●化粧が自信につながるという声も
『自分の顔に自信を持てない子が、化粧してキレイになることで生き生きとすることもあると思う。実際、化粧をしてはいけない理由なんて明確にないでしょ』(20代女性/大学生)
『あまりにもド派手な化粧はまだしも、エチケットレベルのものなら良いんじゃない?高校生ならニキビとかで悩む年頃だと思うし、少しぐらい許したって学校生活に支障が出るとは思えないけど』(30代男性/営業)
自分の顔に自信を持っている人もいれば、そうでない人もいるでしょう。
化粧をすることで自分に自信が持て、学校生活を楽しめるようになるのであれば、それをやめさせることは生徒のためにならない かもしれません。
また、化粧に関して校則を定めること自体が間違っており、個人の自由にさせればいいという声もありました。
化粧を禁止することがどれほどの効果を持っているのか 、確かに疑問のある部分と言えそうです。
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いかがでしたか?
女子高生の化粧には批判的な人が多いようですが、校則を盾に注意するのであれば全生徒を平等に扱ってほしいところ。
生徒によって怒ったり見逃したりすれば、教師に対する不信感しか生まれません 。