多くの家庭を救う! 食品ロスをなくす“フードドライブ”の意味と活用法
【ママからのご相談】
小学生を2人持つシンママです。最近、フードドライブという活動があることを知りました。活用してみたいとは思うものの、どのように活用したらいいかわかりません。
また、活用したら「貧困家庭とみられるのでは?」という気持ちもあって悩んでいます。
目次1 食品ロスをなくすためと思って、活用することをおすすめします!2 食品ロスは年間1人24kg以上!3 フードドライブとは?4 子どもたちのため・食品ロスをなくすために活用しましょう
●A. 食品ロスをなくすためと思って、活用することをおすすめします!
こんにちは。メンタル関連を中心に書いているメンタルケア心理士の桜井涼です。ご相談ありがとうございます。
シングルマザーで子育てをしているから、「貧困家庭だ」と判断されることに抵抗があるのですね。
『フードドライブ 』は、食品ロスをなくすための活動 です。
貧困家庭だから利用するという趣旨ではありません。だから、遠慮なく活用していただきたいです!
●食品ロスは年間1人24kg以上!
2012年度の環境省の調べで、家庭で食品ロスとなっている量が年間312万トンであるということがわかりました。
1人あたりの量を算出してみると、24kg以上にも及びます。
家庭での食品ロスというのは、下記のように3パターンあります。
・食べ残し:27%
・過剰除去(野菜の皮などを厚むきにしているなど):55%
・直接廃棄(賞味期限・消費期限切れになって、手をつけないまま捨ててしまう):18%
2014年度の農林水産省の調査で、上記のような割合が算出されています。
その中でも直接廃棄となっている物は、他に回すことで廃棄を免れることができる 部分です。それがフードドライブへと繋がっています。
●フードドライブとは?
『セカンドハーベスト・ジャパン』は、フードドライブの代表的な団体です。そこでは、下記のような考えで活動をされています。
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『フードドライブとは、家庭で余っている食べ物を学校や職場などに持ち寄り、それらをまとめて地域の福祉団体や施設、フードバンクなどに寄付する活動です』
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フードドライブを活用してくれることで、食品ロスを防ぎ、必要なところで食材を活用していただく という大きなメリットが2つあるのです。