赤ちゃんの夜泣きにも! 親子で楽しめる『ペットボトル温灸術』のやり方
子育てに家事、そして仕事に奔走しているパピマミ世代の皆さん、近頃体調はいかがですか?
長時間にわたる抱っこで肩はバキバキ、いつまでも続く夜泣きに振り回されて寝不足、気づけばいつもグッタリお疲れ……なんてことないでしょうか。
ただ疲れているだけだから大丈夫、まだ頑張れるとムリをするのは禁物です。たまった疲れを放置しておくと、いつか取り返しのつかない大きな病気の原因となることも。
疲労はためこまず、こまめにリセットしていくのが非常に大切なのです。
今回は、若林理砂さんの著書『安心のペットボトル温灸』より、ママにもお子さんにも試せるペットボトルを使ったお手軽健康法をご紹介しましょう。
目次1 準備するのは、ホット専用ペットボトルだけ!2 大人は数回、子どもは1回、ペットボトルでツボを温めていく3 バキバキ肩こりには、4つのツボを温めよう!4 疲労回復に効くツボは3つ! じっくり温めるべし5 しつこい夜泣きにも効果的!
●準備するのは、ホット専用ペットボトルだけ!
ペットボトル温灸術では、必ずホット専用のペットボトルを使用します。
中に入れるお湯の温度は70℃〜80℃が目安 です。
温度計がなくても大丈夫。
ペットボトルの中に、水を3分の1、お湯を3分の2の割合で入れるとちょうどいい温度になります。
なお、お店で売っているホットのペットボトル飲料をそのまま使うときは、冷めないうちに手早く行うのがポイントです。
●大人は数回、子どもは1回、ペットボトルでツボを温めていく
このペットボトルを、ツボ付近に押し当てて体を温めていきます。
大人なら1回につき3~5秒。ペットボトルを当てて「アチッ!」と思ったら離します。これを3回〜5回程度繰り返してください。
子どもに行うときは、ツボ1か所につき1回のみ、時間は1秒 です。物足りないように感じるかもしれませんが、子どもはのぼせやすいためこれでじゅうぶん。
ヤケドの恐れもあるので、手短に行いましょう。
●バキバキ肩こりには、4つのツボを温めよう!
肩こりに悩まされているとき、温めるべきツボは全部で以下の4つです。順番通りに刺激していくと、より高い効果を実感することができます。
●(1)合谷(ごうこく)
合谷は親指と人差し指の間にある、水かき部分 にあります。
ここをペットボトルの縁で刺激します。親指と人指し指の間にボトルを挟みこむようにするとよいでしょう。