どのペースが正解? 乳がん検診に行く頻度についての意識調査
しかし、小林麻央さんは34歳の若さで乳がんを患い、闘病生活を強いられています。
乳がんは自分で触れて異変に気づくこともあるため、まだ若いとしても、症状の知識を持ちセルフチェックを行う習慣 を身につけておくのがいいのではないでしょうか。
●3か月〜半年に1回のペースで受ける人も
『うちは母親が若くして乳がんになったから、用心のために受けるようにしています』(30代女性/事務職)
35歳未満で乳がんにかかることを若年性乳がんと言いますが、この場合、検診を受ける機会のないまま発覚するため、進行した状態であることも少なくありません。
これは遺伝的な要因 もあり、家族をはじめ親族に乳がん患者がいる場合、若くして発症する可能性が高いと言われています。
若年性乳がんは進行度が早いこともあり、不安を感じる場合は検診を受ける意識を高めることも有用と言えるでしょう。
また、若いことから乳房の全摘出を避ける傾向 にあり、再発の可能性も高くなっています。
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いかがでしたか?
若いときの検診についてはその有効性が疑問視されることもありますが、検査のデメリットと乳がんの発症を見逃すことを比べれば、受けておきたいものと言えるはず。
日本において、多くの命を奪っている病気には違いありません。
自治体の補助 を受けることもできるため、うまく活用して油断することのないようにしたいものですね。
【参考リンク】
・【アンケート結果(1位〜6位)】乳がん検診に行く頻度は?(http://papimami.jp/87060)
●文/パピマミ編集部