自然に学力アップ! 頭がいい子に育つ家のリビングにあるアイテム3つ
【ママからのご相談】
小学生男子の母親です。はやりのリビング勉強法を子どもにさせていますが、成績は伸び悩んでいます。
むしろ、テレビはあるしおやつやジュースも欲しがるし、リビングでの勉強がはかどっていないように見えます。
本当にリビングで勉強させるのって成績向上に効果があるのでしょうか?
●A. リビングには「図鑑」「地図」「辞書」の3つを置く
こんにちは。ライターのakiです。
東大生の半数以上が子どものころリビングで勉強をしていたと言われているように、子どものリビングでの勉強は今や家庭学習の鉄板となっています。
・子ども部屋と違ってゲームや漫画などがない
・親の監視が行き届く
・生活音を聞きながらの勉強は集中力強化に役立つ
など、いろいろな利点があるからです。
一方でご相談者様がおっしゃるように、リビングだとテレビが気になったりお菓子を欲しがったりと誘惑が多いのも事実。
では、どうすればいいのでしょうか?
それは、リビングをもっと子どもの興味のもてる空間、学習意欲をかきたてる“知的空間” に変えてしまえばいいのです。
そしてそれは、ずばり「図鑑」「地球儀」「辞書」の3セットが目の届くところにあることなのです。
●図鑑……理科が得意になる子が多い
最近の図鑑はとてもレベルが高いです。パッと見てビジュアルがわかるだけではなく、同種類の比較なども詳細に書かれています。
「植物」「動物」「人体」「天体」「恐竜」などなんでもいいのです。ただ眺めているだけでもかまいません。
一度なんとなく眺めていたものは、頭の中に入っています。
ゼロから勉強して知識を身に付けるのは大変ですが、一度頭に入っているものは覚えやすく かなりのアドバンテージになります。
図鑑を読む子は理科が得意になる子が圧倒的に多いと言われています。
また、子どものころ人体図鑑が好きで医者になったという人も多数いるそうです。
そう考えると将来の研究者や発明家が生まれる可能性が大いに高まりそうです。
●地図……子どもの視野を一気に広げる
子どもが認識している世界はとても狭いものです。家から学校とその周辺。せいぜいそれぐらいが自分にとっての世界です。「日本ってどこ?」と聞かれても、世界のどこに日本があるのか、さらに日本のどこに自分が住んでいるのか分からなければ全くピンときません。
世界にはどのような国や地域があるのか。