親子の絆も深まる! 赤ちゃんの言葉を育てるコミュニケーション術4つ
1歳の娘を育児中のママライター、なかやまあぽろです。
2歳の誕生日を2か月後に控え、ようやく「ママ、だっこして」や、「お花、きれいね」などとおしゃべりを始めました。
娘の健診の際、用意されていたイラストをことばにして言うテストがあり、娘はあまり答えられず、ショックだったことがあります。
しかし、ことばの発達には子どもの個々に合った成長のスピードがあるので神経質にならなくてもよい、と育児指導の方よりアドバイスをいただいたことがあります。
「早くことばを話してほしい!」と思うママやパパがほとんどだ、ともおっしゃっていましたが、パパやママ、周りの方が赤ちゃんのことばの育ちの過程でできることは、“ことばの育ちを上手に支えること ”だそう。
今回は、言語視聴覚士の方のアドバイスの一部を「赤ちゃんが乳児期からできることばの育て方のポイント」として具体的にまとめてみました。
●(1)ミラリング:赤ちゃんの動きを真似してみましょう
生後3か月くらいからは、赤ちゃんも少しずつ自分で体を動かせるようになっていきます。
このころから、赤ちゃんの顔の近くで手をパタパタさせたり、握ってみたりと、ママやパパはぜひ赤ちゃんの動きを真似してみてください。
少し大きくなっておすわりができたら、積み木をカチカチならすのを真似たり、ラトルを振ってみたり……。
自分と同じ動きをしてくれるママやパパに興味を持ち、次第に特別な感情へと変化していく そう。
真似をすることで赤ちゃんが興味を持ち、さらに大人の行動を注意深く観察するようになるでしょう。
このような行動のことを、鏡に写すように真似るという意味で、『ミラリング 』と言います。
●(2)モニタリング:音を拾って返してみましょう
「ぶー」「あー」「うにゃうにゃ」など、赤ちゃんがご機嫌なときに発する声はとてもかわいいものです。
大人にとっては何の意味もない声かもしれませんが、赤ちゃんは何かをママに伝えたいというときも。
赤ちゃんがおしゃべりしてくれているときは、声を真似して返してあげてみてください。
赤ちゃんは“音を出す”と、“ママから同じ音が返ってくる”ことをしだいに楽しむようになり、お話しをする楽しさを少しずつ知る ようになってくるそう。
この動作のことを、音を拾いそれを返すという意味で『モニタリング 』と言います。
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