イキナリ断捨離魔に!? 何でも捨てまくる家族の暴挙をやめさせる作戦3つ
【パパからのご相談】
妻が断捨離にはまり始めたのですが、だんだん度が過ぎてきて本当に何でも捨てるようになってきてしまいました。
しまいには自分の物も了解なく捨てられてしまい、困っています。勢いを止めるのに何かいい方法はないでしょうか。
●A. やりすぎミニマリストに待った! 暴挙を止めた3つの作戦
こんにちは、フリーライターの鈴木ハナコです。
持ち物を少なくし、すっきり暮らす、いわゆる持たない暮らしは雑誌でも特集が組まれるほどの人気ぶり。
程度に差はあれど、徹底して物を持たない人はミニマリストなどと呼ばれ、異彩を放つ人も少なくありません。
一人暮らしならいざ知らず、家族と暮らす中で断捨離をし、暮らしのミニマル化をはかるのはとても難しいこと。
家族の意見を尊重しながら行うべきなのに、中には少数、断捨離が行きすぎてしまうタイプの人 も存在します。
そんな家族の“捨てすぎ”に待ったをかける3つの作戦を、実際に成功させた人たちにインタビューしてきました。
●(1)テーブルの上にそっと本を置いておく作戦
家族のやりすぎ断捨離に対し、直接それを口にすると口論になってしまう。こういった経験をお持ちの方も少なくないかもしれません。
そんなときにオススメなのは、あえて自分も断捨離本を手にしてみること。
家族と暮らしながら持たない暮らしを実践するブロガーの中には、本を出している人がたくさんいます。
そういった人たちは、有名人だとか専門知識を持ったスゴい人というわけではなく、自分たちと同じ一般人 。
そしてみな口をそろえて、家族の物には手を出さない、よく話し合う、と著書に記しています。
やりすぎ断捨離を行ってしまう本人も、こういった人たちの言葉なら受け入れやすいかも?
『突然、山のように物を捨て始めた妻が理解できず、けんかになりましたね。
とりあえずミニマリストとタイトルの付く本を何冊か読みました。何となく何をしたいのか理解できましたよ。
家族を持ちながら持たない暮らしをしている本を読むと、いずれの本にも家族の物には手を出さないとあり、何冊か買って付箋を貼って机の上に置いておきました。それからは捨てる前に一言入れてくれるようになりました(笑)』(東京都/30代男性・営業職)
●(2)自分も積極的に片づけに参加する作戦
いきすぎた断捨離をしている人の中には、汚部屋に嫌気がさした!というタイプも。