泣き寝入りしない! ママが義両親の“孫差別”と戦ったエピソード3つ
の場合はそれが次第に差別になっています。
内孫と外孫は同じく小学2年生の男の子。でも、お正月にもらうお年玉の金額はいつも内孫のほうが多い とのこと。
『姑にとって、内孫は跡継ぎだから大事に思うのは当然だろうけど、だからって、そういう差別っておかしくないですか?』と逆に質問されてしまいました。
確かに、同い年の孫のお小遣いやお年玉に差をつけるのは、いくら内・外の違いはあっても許されないように思います。
『だからね、ある年こう言ったの。「お義母さん、中身間違っていますよ」って、みんなの前で』。
でも、姑は「間違ってない」と答えたため、「え?だって、同い年の子どもは同じ金額なのが常識ですよね!」と集まっていた親戚の同意を求める発言で、姑に“間違い”を認めさせた そうです。
『姑は私に対してプリプリ怒った態度を取ってくるけれど、そんなのどうでもいいの。孫を差別するのがおかしいって伝わりさえすれば』とTさんは今も差別されそうになると、同じ手で「お義母さん、間違えていますよ」を繰り返しているそうです。
●男女孫差別
20歳の長男と15歳の長女のママYさんは、長年義両親の孫差別に悩まされてきたそうです。
『夫の家族は徹底した男優位主義。長男の誕生日の祝いは大げさなくらいにするし、学校行事は欠かさずカメラを抱えて参加するのに、長女の場合はまったく無関心』と憤懣を吐き出してくれました。
長女が不公平だと怒ったり泣いたりするのをなだめるのが大変だったそうです。
義両親や夫に孫を平等に愛してくれと頼んでも無駄だったというYさんは、どう対処したらいいかすごく悩んだといいます。
『結局は、お兄ちゃんに理解してもらって協力してもらった 』そうです。
長女の誕生日にはお兄ちゃん主催で義理父母も含めた食事会を開き、長女の学校イベントや習い事の発表会にも、長男が義理父母を誘って一緒に連れてくるように仕向けていったそうです。
常に成功するとは限らなかったものの、長男にはベタ甘な義理父母だけに、時には成功し、『今も義理父母は長男に甘く娘には冷たいけれど、兄妹の仲はすごくいいの』という結果になり、妹がひがんだり兄を恨んだりといったことは起きなかったそうです。『義両親の差別のせいで兄弟や家族がバラバラになるって最悪でしょう?でもこの方法なら、差別のおかげで家族の結束は強くなるというわけ』とは、Yさんのキメ台詞です。