小学生ママは必見! 意外と知らない“図書ボランティア”の活動内容
子どもたちに達成する喜びを感じてもらえるように、またそれを6年間楽しく継続していけるよう工夫した掲示物 を考えました。また、図書室に向かう階段に飾る、季節ごとの楽しい掲示物も作成しています。
さらに、図書室内の本を分かりやすく分類し直し、仕切りを新たに作りました。これにより、低学年でも自分で本を探しやすくなりました。
『読書を頑張ると図書室前の廊下の壁に自分の名前が張られるので、うれしいです。さらに頑張ると、キラキラの星のシールやいろいろな飾りが付いていくから、友達と競いあって頑張っています』(4年生・女子児童)
●(3)新刊本のカバーリング
毎年新しく購入した図書を透明のフィルムでカバーリングする作業を行います。
●絵本の読み聞かせは小学生にも好評
私が2年生に向けて、絵本の読み聞かせを行った感想です。
●(1)絵本で教室に笑いが起こる
1冊目、読み始めはじっと聞き入っていた子どもたちが、絵本の“オチ”の部分で一斉に笑い出しました。
「おもしろい」という感情を素直に表していた子どもたちの反応は、とてもうれしいものでした。
2冊目では途中で感想を口にする子、「このあとどうなるんだろう?」とつぶやく子などさまざまでしたが、皆真剣で、こちらもそれに応えられるように読まねばと気合が入りました。
読み終えると、感想を言うために「はい!はい!」と元気に手を挙げて発言してくれ、とても読んだかいがあったなと思う読み聞かせ会になりました。
●(2)著者を紹介できるため、今後借りる本の参考にもなる
読み聞かせでは、表紙もしっかり見せてその本の著者や絵を書いた人物の名前も紹介します。
読み聞かせで関心を持った本はもちろん、図書室には読み聞かせ会で読んだ本と同じ著者の本もありますので、それを探して借りてみたという子どもの声も聞かれました。
『読み聞かせ会で読んでもらった絵本がとても面白かった。特に絵がキレイで気に入ったのでお母さんに見せたくなって、図書室で借りて帰った。家でもお母さんに読んでもらってうれしかった 』(1年生・男子児童)
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いかがでしたか?
図書ボランティアの活動は、その小学校によってさまざまだと思います。
しかし、共通しているのは、子どもが読書の楽しさを知るきっかけを得るお手伝いをしているということでしょう。
こうして小学校の6年間で、子どもたちは自然と図書室と親しく仲良く付き合っていく。