何が正解なの? 電車やバスで優先席をスムーズに譲るコツ
優先席でスマホに夢中になって席を譲らない人は結構見かけますよね。よほど緊急のやりとりでもしているのか、全くスマホから目を離そうとしません。
必ず席を譲らなければならない、というルールはありませんが、見ている側からするとモヤモヤするものです。
●(2)爆睡している
『たまに優先席で爆睡してる人見かけるけど、あれはダメだと思う。優先席はあくまで高齢者や障がい者、妊婦のためのものだから、いつでも席を譲れるようにしておいてほしい 』(34歳女性/主婦)
これも結構見かけますね。仕事で相当疲れているのか、隣の人にもたれかかってまで寝ている人もいます。
こういう人は普通の座席でも迷惑ですが、優先席だと譲るべき人が来ても気づくことができないため、本当に座席を必要としている人が座れません。
仕事で疲れているのは仕方のないことですが、優先席に座るときには気をつけるようにしてほしいですね。
●(3)イヤホンで音楽を聞いている
『私が妊婦だったとき、どうしてもツラくて目の前の若者に「席を譲っていただけませんか?」とお願いしたことがあります。でも、その若者はイヤホンで音楽を聞いていて全然気づいてくれませんでした 。幸いとなりの席の初老の男性に譲ってもらいましたが、あれはちょっとしんどかったです』(36歳女性/広告)
相手がイヤホンで音楽を聞いていて席を譲ってもらえなかったという人もいるようです。
音楽を聞くのも席の譲り合いに支障が出るのでなるべくやめてほしいですね。
●皆は優先席をどうやって譲ってる?
上では優先席を譲らないマナー違反な人についてお話ししてきましたが、「実は私も譲らなかったことがある」という人も少なくないと思います。
疲れていた、相手が譲るべき人だと気づかなかった(お腹が大きくない妊婦さんなど)など、理由はいろいろあると思いますが、「恥ずかしくて譲れなかった」という人もいるでしょう。
実際、どういう風に席を譲れば正解なのか分からないものですよね。以下では、皆が実践している席の譲り方について見ていきましょう。
●(1)声をかけてから譲る
『私はお年寄りに席を譲るとき、まず立ち上がらずに「座りますか?」と聞いてから譲る ようにしています。立ち上がってから譲ると、「いや、いいです」と断られたときに座り直すのがなんとなく恥ずかしいので』(41歳女性/自営)