【速く走る方法】速く走るフォームを身につけるコツ、トレーニング方法とは|動画で解説
■速く走るための適切な足幅とは
そして、3つ目のポイントが「パワーポジション」です。これは「地面反力をもっとも得られる足幅」のことを言います。
「足を肩幅に開き、何度か地面を押してみて、強い反発を得られる場所を探してみましょう。それがパワーポジションです」
パワーポジションで地面を踏むことを繰り返すことで、地面反力を得て、素早い方向転換ができます。
「やりがちなミスとして、内側の足でターンをすること、ストライドが広すぎること、進行方向につま先を向けて、蹴り出すことなどがありますが、まずは適切なパワーポジションを身につけ、素早く足を踏み変えることができるように、ラダーを使ってトレーニングしていきましょう!」
【動画で学ぶ】タニラダーを使ったトレーニング例
地面反発を受けることが基本になります。まずはしっかりパワーポジションを身につけましょう。
谷真一郎(たに・しんいちろう)
筑波大学在学中に日本代表に招集され、柏レイソルで1995年までプレー。引退後は筑波大学大学院にてコーチ学を専攻し、その後、15年以上に渡りJリーグのクラブでフィジカルコーチを務める。
500試合以上の指導経験を持ち、2012年にはJ2で24戦無敗のJリーグ記録に貢献。 『日本で唯一の代表キャップを持つフィジカルコーチ』
20年間のフィジカルコーチとしての経験をもとに考案したラダートレーニング『タニラダー』はJリーグのチームなどにも導入されている。