子育て情報『学習机を買う意味。自己管理のトレーニング場所としての役割も』

学習机を買う意味。自己管理のトレーニング場所としての役割も

最近は、学習机の所有率が下がっているという話をよく聞きます。この春から新1年生になる子どもを持つ日刊Sumaiライターの平野直子さんも学習机を購入するかどうか迷い、また、購入を決めてからも学習机選びに悩んだといいます。

参考にしたのは身近なママたちの口コミだったそう。平野さんがママたちから聞いた、学習机事情を紹介してもらいましょう。

■ 新1年生で学習机を買ったのは半数

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12人のママに聞いたリアルな声では意外な結果になりました。学習机を買ったのは、半数の6人。個人的にはもっと少ないと思っていたので、ちょっとびっくりです。

買った派の理由を聞いてみると「子どもが欲しいと言ったから」「文房具や教科書などの収納が欲しかったから」「自分の場所を与えてあげたかったから」「買って当たり前だと思っていたから」などでした。


一方、買わなかった派はというと「まだ必要ないと思った」「リビング学習が良いという話を聞いていたから」「文房具や教科書など自分で整理整頓できないと思ったから」「部屋が狭くなるから」。家庭の教育方針や限られた住環境、子どもの性格など理由は様々でした。

中には高学年になったり、中学生になったら購入する予定というママもいました。

■ やっぱりリビング学習は効果的⁉

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学習机は結構大きく、スペースをとります。「買った派」の6人のママたちに学習机をどこに置いているのか聞いてみると、子ども部屋が5人、リビングは1人でした。ということは子ども部屋で勉強させている家庭が多いのかと思いきや、机は子ども部屋に置いて、勉強はリビングでという家庭が多かったです。学習机は勉強で使うものというよりも、収納家具という認識の人が多い印象でした。

学習机の有無にかかわらず、12家庭のうち10家庭がリビング学習を実践していました。
とくに低学年のうちは1人で子ども部屋で勉強するのは難しく、勉強道具をリビングに運んでママの目が届く環境で勉強させているようでした。勉強でわからないところも、ママと一緒にすぐに解決できるので安心です。

子ども部屋で勉強する、という家庭の子どもが2人ほどいましたが、どちらも3人きょうだいの長女でしっかり者。親が言わなくても、いつの間にか自分ですすんで勉強しているそう。兄弟に邪魔されずに勉強したいから、という面もあるようです。

リビングに机を置いている家庭では、兄弟用に2つの机を置いているそうです。

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