子育て情報『十数億円を稼ぐ名馬を逃す!?リアル一口馬主が語る醍醐味&新人騎手『ドリーム・ホース』に感動のコメント!『ドリーム・ホース』2023年1月6日(金)より全国公開』

2022年12月23日 11:15

十数億円を稼ぐ名馬を逃す!?リアル一口馬主が語る醍醐味&新人騎手『ドリーム・ホース』に感動のコメント!『ドリーム・ホース』2023年1月6日(金)より全国公開

単純にいえば、そういう仕組みです。

Q:競走馬としての寿命ってどれくらいなんですか?
川井英司さん:馬は全部数え年で、日本の中央競馬だと2歳からだいたい6歳か7歳くらいまでの馬がほとんどですかね。G1レースとかに勝てば勝つほど競争生活は短くなるのが一般的です。なぜなら箔が付いてるうちに種馬になったほうがお金を稼げますから。成績が落ちて、もう潮時になってからよりも、全盛期くらいで引退したほうが種馬としては価値が高いみたいです。数年前に(演歌歌手の)北島三郎さんが所有していたキタサンブラックっていう馬が活躍していました。5歳の暮れに有馬記念を勝って引退したけれど、まだ現役を続けていたらG1レースをあと1つか2つ勝てたかもしれません。でも、目先の1億円、2億円よりも引退して種馬になって年間に100頭や200頭に種付けすれば、何億円も稼げますから。


Q:一口馬主としての失敗談は?
川井英司さん:年に1回、カタログが送られてきて、80~100頭くらいエントリーされている中から、自分のお財布状況をみて馬を選ぶんです。一口の値段を見て、「この値段だったら申し込んでみようかな」って考えるんです。で、何年か前にカタログにアーモンドアイという牝馬が載っていたんです(当時は「フサイチパンドラの2015」という血統名)。結果、すごい牝馬になったんですね。海外のレースにも勝ったり、1着賞金3億円(現在は4億円)のジャパンカップを2年連続で勝ったり。生涯の獲得賞金は15、16億円くらいになったんです。
ところで、牡馬と牝馬だったら牡馬のほうがちょっと高いんですよね。同じお父さんとお母さんから生まれた同じ血統だったら、普通は牝馬のほうが2割くらい安いんですけど、牝馬のアーモンドアイは自分にとってはちょっと高かったんです。
一口6万円くらいだったかな。これが牡馬だったら申し込んじゃう感覚だったんですね。当時は「でも、牝馬だしな~」って。○を付けてたのに買ってなかったということに後で気付いたんです。しょうがないけど、「うわ!○付けてたな、あの時」ってなりました(笑)。

川井さんによると、もしアーモンドアイの一口馬主になっていたら、単純計算で6万円ほどの出資で200万円くらい儲かっていたかもしれないとのこと。ただ川井さんは一攫千金の夢は逃したものの、実際は一口馬主を継続できるくらい稼げればいいと語っていました。

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