しっかり者の長女にはあえて頼ろう。子育ての戦力になる
遠くの親戚より近くの子ども。お姉ちゃんを子育てのパートナーにしよう
近くに頼れる親戚が住んでおらず、核家族で子育てをしている世帯が増えています。上の子がまだ小さいうちに二人目を授かった場合、お母さんが入院中の上の子のケアも大切です。入院期間に初めてお母さんと離ればなれになる子も多いでしょう。そんなときはお母さんの一声で子どものやる気を引き出しましょう。しっかり者の女の子なら、あえて一人前の大人のように扱うのがおすすめ。子どもを信じて頼るのが効果的です。
二人目出産で入院は不可避。初めての離ればなれをどう乗り越える?
4歳のHちゃんのお母さんは出産のため入院する日が迫ってきました。お母さんはHちゃんと離れることが心配で仕方ありません。ところがある日、幼稚園の先生から「Hちゃんはしっかりしているから、いいお姉ちゃんになってくれるでしょうね」と言われてハッとします。Hちゃんはしっかり者でお世話好きな性格なのです。そんなタイプの子には「あなたは小さなお母さんよ。お父さんをよろしくね」と声をかけて、やる気に火をつける作戦がおすすめです。
お世話好きのしっかり者タイプは、頼られることで力を発揮できる
真面目なしっかり者タイプの子は、期待に応えようとがんばれる力を持っています。お母さんが子どもを信じて応援すると、成長が加速します。
思い切って頼ってみましょう。一方、失敗を避けたがるので新しいことに挑戦するには消極的な一面も。「あなたならきっとできるよ。」というメッセージで背中を押してあげましょう。慣れないことに対しては、事前にいっしょに練習するなどして成功イメージを持たせてあげると、挑戦するハードルが下がります。
毎日20分の独り占め時間で、がんばり屋さんのお姉ちゃんが子育ての戦力に
もともとがんばり屋さんのしっかり者タイプ。過剰に心配する必要はありません。お母さんが入院中の短期間は心配するより「家のことをよろしくね」と頼りにするほど期待に応えようとがんばってくれるでしょう。退院した後に甘えやワガママが出たら、それだけがんばった証拠です。
新生児のお世話も大変ですが、毎日20分だけ上の子がお母さんを独り占めできる時間を作りましょう。がんばりを認めてあげることで、赤ちゃんのお世話を手伝ってくれる、頼もしいお姉ちゃんに成長しますよ。
今日の1日1成長
二人目出産その前に。しっかり者の長女には「お父さんをよろしくね」