目覚めすっきり!「まくら」ではじめる睡眠改善のコツ
では、なにを基準に自分にあった枕を選ばいいのでしょうか?
自分に合った枕を選ぶ方法
立っているとき、人の背骨はなめらかなS字形をしています。この姿勢が寝るときの理想的な姿勢です。ですがこの姿勢のままふとんに倒れこむと、ふとんと体の間にすき間が生まれます。そのすきまこそが首への負担となり、眠りを浅くするのです。
また仰向けだけでなく、横向きで寝ることもありますよね。横向きで寝る場合、理想的な姿勢は頭が肩からまっすぐになる状態です。そのため仰向けを基準に選んでしまうと「仰向けでちょうどいいのに、横向きにすると頭が下がる」という状態になる人が多くいます。そうならないためにも、下記の方法で枕を選んでみましょう。
・中央がくぼみ、サイドがふくらんでいる形状の枕を選ぶ
・仰向け、横向きで寝たときの高さの間をとって、どちらでも寝やすい高さになるようバランスを良くする
横向きで寝ることが多い人の中には、抱き枕があると眠りの質があがる人もいます。それは安心感があってリラックスできることと、横向きで寝たときに生じてしまう全身の歪みを減らすことが理由になっているようです。またうつ伏せで寝ることが多い人は呼吸がしやすいよう、真ん中に穴が開いた枕を選ぶようにしましょう。