ビールで乾杯!美女に変身したいなら「美貌成就」をしよう【5月31日〜6月4日】
日本で一番深い湖とされ、湖面が七色に輝くといわれる神秘の湖、秋田県の田沢湖。
そのほとりに鎮座する「御座石(ござのいし)神社」。
ご利益はずばり、「美貌成就」。仕事柄、全国各地の神社仏閣を取材していますが、美貌成就のご利益を持つ神社はそんなに多くありません。御座石神社は女性的なやわらかな水の気に満ちた場所。
水芭蕉の花言葉は「永遠に変わらぬ美しさ」。こちらの神社に祀られている辰子姫には、「永遠の美」を求めた悲しい言い伝えが残されているのです。あなたの目にはどううつる?
Photo by KiyotakaShishido
秋田の龍神伝説「辰子姫(たつこひめ)伝説」の辰子姫は、永遠の美と命を百日百晩、観音様に祈り、満願の夜、「北に湧く泉の水を飲みなさい」というお告げにしたがい、こんこんと湧き出る霊水を飲んだところ、不老不死の御力を授かり、龍神と化した伝説のヒロイン。
田沢湖のほとりには岩手県出身の彫刻家、舟越保武(ふなこしやすたけ)が手掛けた辰子像がたたずんでいます。
はるか遠くをまっすぐに見つめるまなざし。愛する長男を亡くし、キリスト教に帰依した舟越氏が手掛ける作品は、崇高な美しさをたたえ、見る人の心、光や角度によって、表情も大きく異なって見えるといわれています。