【生きた女が一番コワい】憎悪まみれの「ホラー女」ムービー祭り!
夏といえば、ホラー映画がお約束。ですが、アラサー女子が一番怖いのは、幽霊や怪奇現象なんかではなく、嫉妬や憎悪にまみれた女のドロドロした本性。
ただのホラー映画よりも数倍恐ろしい、“女の怖さ”が凝縮された暑い夏にピッタリの映画を厳選してみました。
女子特有の陰湿なイジメが、恐怖のクライマックスを呼び起こす「キャリー」
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1976年に公開された、ホラー作家スティーブン・キング原作の「キャリー(原題:Carrie)」。内気で気が弱く、冴えない容姿の女子高生キャリーは、クラスメイトの女子にからかわれ、いつもイジメの標的にされています。
思春期の女子たちの悪質な意地悪さにも女の怖さを感じますが、それよりもゾッとするのが、キャリーの母親。夫に捨てられた後、シングルマザーとしてキャリーを育てる母マーガレットは、娘がオトナになることを許さず、自分の世界に閉じ込めて支配し続ける毒母です。
キャリーが初潮を迎えた際も、「汚らわしいもの」として性的なものを徹底的に排除する狂信ぶり。また、ラストのプラムパーティーのシーンは、一度観たら忘れられないほど衝撃的……。
女同士の化かし合い、エロティックな「ワイルドシングス」