でも、そうした一見平凡にも思えることも、日々こなすとなれば容易でないことは、もうみなさん気づいていますよね。
仕事人間だった男性が定年後に家のことが何もわからず、奥さんに愛想をつかされるケースが多いのは、一人の人間として生活するための自立ができていないことも原因の一つだと思います。ね、仕事だけじゃダメでしょう?
社会とつながりのある仕事やイベント事に比べると、家事は個人的なことだけに軽く扱われがちですが、生きるための基本中の基本です。つい後回しにしがちな面倒なことだからこそ、丁寧にこなせているかどうかが、10年後の差になって現れるのです。自分の身の回りの世話ができてこその自立です。
限られた時間をどう使うか
35歳は今までの働き方や人生の価値観を振り返る良い機会です。経験を積んだ今だからこそ見えてくることがあります。仕事をメインに生きていくのもありですが、この先の人生を心も体も健やかに暮らすことを目指して、少しだけ軌道修正してみても良いのでは?
少しだけ意識して、自分の身の回りのことにかける時間を持つようにしてみませんか?限られた時間を大切に使えるのも、自立している証拠です。
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